第12話

No.10
294
2018/10/20 08:20
真凜、望story
望
小川さん!お待たせてごめんね。
真凛
真凛
ううん。私も今来たところだから。
「なぁ、あの女の子ちょー可愛くね?」
「隣の人彼氏かな〜」
真凛
真凛
(私は、山口あなたの身体を手に入れた。それから1番欲しいものも手に入れた。
やっと掴んだ幸せもう2度と1人になりたくない)
望
さぁ行こ。
かれこれ遊びに遊んで.....
真凛
真凛
今日は、誘ってくれてありがとう。
なんか1日夢の世界に居るようだった。
望
大げさだよ。
真凛
真凛
でものんちゃんとデートするのがずっとずっと夢だったから。
私ね。元々タヒぬつもりだったんだ。
望
え.....
真凛
真凛
だから生まれ変わりたかったんだ。
のんちゃん.....人の手って温かいんだね。
私は、この手を絶対に離したくない。
だから教えられないんだ。私と居てくれるのは、知りたいからなんだよね?もしのんちゃんに裏切られたら私.....ほんとに生きてけないから。
真凛
真凛
ありがとう。
また明日ね。
望
小川さん。何があったの?
タヒぬつもりって。
真凛
真凛
私.....もう小川じゃないから。
おやすみ。
前回の続き。

あなた、流星story
流星
流星
家まで送るわ。
りお
りお
私.....大丈夫だから
流星
流星
でも.....
りお
りお
ごめん。1人になりたいんだ。
りお
りお
(戻れない.....もう2度と戻れないんだ。
ママ.....パパ.....)
真凜story
真凛
真凛
ほんとパパそうゆうの好きだよね〜w
ママ
ほんとよね〜
パパ
んな事ないだろ〜!
あなたstory
りお
りお
(あそこに居るのは.....本当の私じゃないんだ.....)
流星
流星
あなた!
りお
りお
藤井くん.....なんで.....
流星
流星
元に戻られへんくてもいい。
お前がどんな姿やったっていい。
笑われんへん、弱なったって落ち込んだっていい。俺が1人であなたの周りにいた全員分愛したる。好きなんや!あなたが。
望
あなたちゃん。
りお
りお
のんちゃん.....
あなた、望story
望
さっきのどうゆう事?
りお
りお
さっきの.........
あれは.....その.....
望
元に戻れなくてもいいって.....
りお
りお
それか.....。
あのね。入れ替わる方法を知ってる人に会ってきたの。それでね.....
望
その話詳しく聞かせて欲しい。
りお
りお
〜〜〜〜
だからもう元の身体には、戻れないんだって.....のんちゃん?
望
ありがとう。色々教えてくれて。
望
はい。
りお
りお
覚えてくれてたんだ。
望
こうやって話したのも久しぶりだね。
りお
りお
うん。
(喜んじゃダメだ。好きで居ちゃダメなんだ。のんちゃんは、もう小川の恋人なんだから。)
望
流星と付き合うの?
りお
りお
え.....
望
前から思ってたんだ.....2人の方がお似合いだって。じゃあ。
りお
りお
(やっぱりのんちゃん.....今の私の事なんかなんとも思ってないんだね。)
帰り道。
りお
りお
藤井くん.....
のんちゃんの事は、気にしないで。なんか入れ替わりの方法に興味があったみたいだから.....
流星
流星
そうちゃうねん。
待っとんたんは、その.....今日の内にあなたに誤りたい事があって。
悪かった。こんなゴタゴタしてる時に自分の気持ちぶつけちゃって。それと、望が正直何考えてるか全然分からへんけど、あいつ入れ替わった後も、お前のこと気にしてた。あん時助けに行けたのもあいつのおかげなんや。
それ伝えずにさ、告白するってなんか卑怯かなって。
りお
りお
藤井くん.....
流星
流星
あなた。
今は、自分の事だけ考えろ。
何したって俺は、お前の隣で応援してるから。
りお
りお
ありがとう。
流星
流星
おう。
あなたstory
お母さん
今何時だと思ってるのよ。
りお
りお
ごめんなさい。
今日もお仕事ですか?
お母さん
はぁ。パチンコ。
りお
りお
(これからは.....この人が私のお母さんで.....ここが帰る場所.....ここでずっと生きて行くしかないんだ。)

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