後ろから呼ぶ声がした
ツリメは私の方を見た
ツリメは私の手を握って言った
そう言ってる先輩の顔はどこか寂しそうだった
あー、また私先輩にこんな顔させちゃった
君の顔すごく真っ赤
ねぇ、どうして？
どうしてみっくんまでそんな悲しい顔するの？
私達は店を出た
家に着いた
私は首に違和感を感じた
同時におでこにも
私は首元を見た
僕はずっと君のその可愛らしい笑顔が見たかった
喜んでもらえてよかった
僕に勝ち目はない、なのにどうしてこんなこと、
やっぱり君を諦めることは出来ないよ
ごめんねエイジ、そら、りっくん、
すず。
やっぱり君が大好きだ
やばいやばいやばいやばい
続く…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。