第8話

先輩
786
2018/07/30 15:08
俺のこと知ってる?
すず(あなた)
すず(あなた)
え、あ、はい。
マホト
マホト
なら、話は早い
私は動揺を隠せなかった、

だってそこには。





あの、ワタナベマホトがいたのだから
マホト
マホト
そらって今どこにいんの?
すず(あなた)
すず(あなた)
えっと、もうすぐ来ると思います
マホト
マホト
ふーん、
すず(あなた)
すず(あなた)
((やっぱ本物は違うなーかっこいい、)
マホト
マホト
((こいつ、初めて見るやつだな
数分間私たちのあいだにシーンとした空間が広まった
マホト
マホト
俺、やっぱ行くわ
そらに伝えといて貰える?
マホトって人がなんか用事あるって
すず(あなた)
すず(あなた)
は、はい!
























10分後、、、
そら
そら
ご、ごめん!!遅れた!
すず(あなた)
すず(あなた)
そら?
すず(あなた)
すず(あなた)
遅いよーーもう、
そら
そら
わりぃわりぃ
すず(あなた)
すず(あなた)
なんかマホトさんがそらに用事あるって言ってたよ?
そら
そら
ふーん、わかったサンキュな
すず(あなた)
すず(あなた)
うん。




















私は窓の方に移動してサッカー部を覗いていた
そして、そらの汚れた部活の服を見て
すず(あなた)
すず(あなた)
サッカー部、なんだね
そら
そら
お、おう
そら
そら
まぁな、好きだし、
すず(あなた)
すず(あなた)
良かったよ、何も変わらなくてさ
すず(あなた)
すず(あなた)
ねぇ、用事ってなに?
そら
そら
あ、あのさ!
すず(あなた)
すず(あなた)
うん?
そら
そら
あの時、言いたかったこと。
そら
そら
言いたいと思った、だから呼んだんだ。
すず(あなた)
すず(あなた)
懐かしいね笑
































6月の風は意外と涼しかった


そんなふうに思えた
その時声がした、
おおおおおおーーーーい!
すずちゃーーーーん!

























外を見るとそこには可愛く大げさに手を振る

ツリメの姿があった
ツリメ
ツリメ
すずちゃーーーーん!
すず(あなた)
すず(あなた)
あ!みっくん!!
私も手を振り返した
するとツリメは満面の笑みで笑い返してくれた
すず(あなた)
すず(あなた)
可愛い、、、
そら
そら
どこがっ
エイジ
エイジ
そらー!!
エイジ
エイジ
早く戻ってこいよー!
すず(あなた)
すず(あなた)
エイジくん、呼んでるけどいいの?
そら
そら
(やっぱダメか、)
そら
そら
おう!今行くー!!
リクヲ
リクヲ
早く来ないとーーーー!!
そらは私の方をじっと見つめた
すず(あなた)
すず(あなた)
そら?どうしたの、行かないの?
すると彼は私の手を取り
そら
そら
行くぞっ
すず(あなた)
すず(あなた)
(((え、どうゆうこと!?
そら
そら
お前がいなきゃダメなんだよ
そら
そら
あーもう、早く!
えいちゃんに怒られるから!
すず(あなた)
すず(あなた)
え、え、えーーーー!!!
私、今、全速力で走ってます
あの時みたいに、












続く…

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