そう言いながらしゃがんでる私を上から目線で
見ているグクさん。
タトゥー、、、
やっぱり絶対やだ
・
正直すぐ反論できなかった
お母様から言われた言葉
「あなたを思って」「なんでできないの?」
お父様もいつか言っていた私を学校まで送ってくれる理由
私を大切にしてるからって言ってほしかったのに
帰ってきた言葉は
「印象が悪くなる」
お父様、お母様は私を大事に思ってるのかな
そんなことを考えていると涙が出てきた
全身の力が抜けたみたいで、、、
もう誰からも必要とされてないのかなって
思ってしまった
彼は私の腕を無理やり持って立たせた
ガチャン
.
私はやっと気づいた
来てはいけないところに足を踏み入れてしまったことを
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!