あの事件があった日の翌日。
あなたは病院で目が覚めた。
Fischer'sメンバーも近くのベッドで寝ていた。
看護師さん
「目が覚めましたか!」
「具合は大丈夫ですか?」
看護師さん
「なら良かったです」
「もう少ししたら朝食持ってきますね」
「そこにあるテレビも見ててもらって大丈夫なので」
ピッ
ほとんどのテレビ番組が
『新崎株式会社社長、逮捕。』や、
『新崎株式会社社長、高校生を監禁か』など、
色々な見出しで同じニュースが続いていた。
それぞれのニュース番組が各々の憶測を
あたかもそれが事実のように語っていた。
だが、社長の力が働いている…もしくは、
警察が報道規制を敷いているのか全てが曖昧だ。
そんなことを喋っていると、
みんなが目を覚ました。
それから数日後…
無事全員が退院することが出来た。
明日からあなたにとっては数ヶ月ぶりの学校だ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。