第49話

Forty-five

342

2020/06/17 10:03

ｶﾞﾁｬ

Fischer'sは社長の家に着き、手下に連れられ

ひとつの部屋に入れられていた。

シルクロード

ﾁｯ  なんなんだよ…

ンダホ

俺らどうなるんだろう？？

みんなの顔には恐怖と怒りが見えていた。

お母さん

『どうもこんにちは～』

Fischer's

！？

部屋にあったスピーカーから社長の声が聞こえた。

シルクロード

なんなんだよ！
何が目的なんだ！

お母さん

『あなた達は私の計画を邪魔したの』

お母さん

『だからお仕置きを
受けてもらわないとね』

シルクロード

はぁ？

お母さん

『あんた達が死ぬ前に
会いたがってる人に合わせて
あげようと思ってね』

マサイ

死ぬ前に！？

お母さん

ﾌｯw『これからあなた達には
"死んでもらう"わ』

モトキ

そんなことして何になるんだよ！

お母さん

『私の社会的地位を落としたのよ？』
『当然のことじゃないかしら？w』

ぺけたん

話が通じないよ…

お母さん

『まぁその前に願いを
叶えてあげましょうか…』

ｳｲｰﾝ

そこに現れたのは、大きな機械にくくりつけられ、 

傷だらけで今にも意識を失いそうなあなただった。

あなた

に…げて…はよ…

シルクロード

あなた！？

Fischer'sのみんなで縄をほどく。

シルクロード

お前…あなたに何をしたんだ…

お母さん

言うこと聞かないから
ちょっと叩いただけよ…w

シルクロード

てめぇ…

ンダホ

あなたちゃん！あなたちゃん！

ンダホ

しっかりして！

あなた

うちは…大丈夫やから…みんな…逃げて…

シルクロード

そんなことできっかよ…

あなた

あいつは…狂ってる…
ほんまに……殺されるで…

ダーマ

じゃあ8人で脱出しようぜ！

Fischer's

おー！

お母さん

『あまり調子に乗らないで』

お母さん

『そこの部屋から出るには
私の指紋がいるのよ？』

お母さん

『無理に決まってるでしょw』

あなた

この…部屋から…出るのは…無理…や

シルクロード

まだわかんねぇだろ！

シルクロード

やってみなきゃ…わかんねぇだろ！！

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作者

遅くなってごめんなさぁい！

作者

スマホ没収という名の
諸事情がありまして…

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第50話 Forty-six

お魚。

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。