プリ小説

第3話

第三話 夏祭りの約束
はぁ...。なんで私こんな事を思い出してるんだろう。
私はあれからこの気持ちをずっと隠してきたままだった。

中3から隠し続けてきたがもう私の心はずっと揺るがなかった。

旭は高校に行ってからも人気者だったし、よくいろいろな人からも告白されていたのも見たことがあった。

それをいままで全て振ってきた旭。

旭は告白した相手にはいつも申し訳なさそうに振っていた。

私も告白したいけどどうせみんなみたいに振られるんだろうな...。

今もまた校庭裏では旭が女子からの告白を受けていた。
また告白されてる...。
見てるのが辛いな...。
私は2階の窓から見えるその様子を後にし自分の教室に戻った。

あいにく今日はもう放課後でクラスにはもう誰もいなかった。

やっぱり私は旭を祭りに誘うなんて事は出来ない。

旭は部活だって忙しいし、友達と遊ぶ予定だってあるはずだし。

しょうがないよね...。もう今日は帰ろう。

帰りの支度を済ませ帰る時だった。
緑野旭
よー。
お前どうしたんだ?浮かない顔して。
なんかあったのかよ。いつものお前らしくねぇじゃんw
それにもう帰るのか。
べ...。別になんでもないよ。
それに、旭こそどうしたの?
今日は部活とかあったんじゃないの?
緑野旭
あー。なんか今日は無くなったんだってよ。
練習なくなるなんて珍しいんだよな...。
へぇ...。そうなんだね。
んじゃ今日はもう帰るんじゃないの?
緑野旭
まぁ...。そうだな。
またこんな不毛な会話しちゃったよ...。

全然こんな話するつもりじゃなかったのに...。

ダメだな...私...。
緑野旭
んじゃ。俺帰るな。
あ...。旭が帰っちゃう...。

夏祭り...。やっぱり諦めきれない。

私は思わず旭に言った。
待って...旭!
緑野旭
ん?どうした?
私ね。旭と一緒に夏祭り行きたいの...!
もしも忙しかったり、約束とかあったらいいんだけどさ...。
今度...一緒に夏祭り行かない...?
緑野旭
おう。いいぜ。
祭りってあれだろ。学校のポスターのヤツ。
俺も行きたいなーって思ってたし!
一緒行こうぜ!
え...。ほんとに ...。

旭が一緒にお祭りに行ってくれる。

本当に嬉しい。旭には感謝しきれないほどだった。

ありがとう!旭!
んじゃその日の17時に駅で待ち合わせでいい?
緑野旭
わかった。んじゃまたその日会おうぜ。
またな!あなた
はやく。その日が来て欲しい。

私は恋焦がれてその日が来るのを心待ちにしていた。

そしてついのその日がやってきた。

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林檎
入賞者バッジ
林檎
前にも書いていました。(同じ名前で) 恋愛小説など書くのが大好きです((( 「夏が終わるその時...君は...」で新人賞を頂きました。 どーぞよろしくお願いしますm(*_ _)m
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