第21話

絆Part2
1,308
2020/12/31 02:39


あなたside









どんどん入ってきた





人数多いな





こんなんお泊まりじゃなくて合宿やん
なんか合宿みたいやな笑笑
あなた
それ思ってた
まじ
つうじあってるな
あなた
そやな
大内リオン
え~と
どこでも良いと思うんで靴脱いで入ってください
あなた
なんであんたが言うねん
大内リオン
ごめん
でもあなたも廉も何も言わんねんもん
あなた
廉どこ行ったん?
高橋恭平
廉たぶん自転車なおしに行ったと思うよ
あなた
そうなんですね
ってヤバイ推しと話してしまった
高橋恭平
えっ
そういえば応援してくれてるんやな
ありがとうな
あなた
はい



今考えたらほんまにヤバイな







緊張してきた!






しかも待って恭平くんも岡くんもにしたくも一輝くんもおるやん







大晴くんおったらもっとやばかった!








1日でこんなにもたくさんの関ジュに会えてるだけですごいのに







好きな人に会えるとかもっとすごいやん






前世どんなけ良いことしてん自分
廉(お兄ちゃん)
まだ玄関おったん
靴その辺おいて俺についてきて
玲音
廉、俺のこと忘れとるやろ
廉(お兄ちゃん)
忘れるわけないやん
わざとやし
玲音
わざとがいっちゃんきついて
西村拓哉
なんか見たことある気がするけど
どういう関係なん
高橋恭平
それ俺も思った
玲音
えっ知ってくれてるんすか
ありがとうございます
廉(お兄ちゃん)
それだけ言ってもわからんやろ
さすがアホやな
玲音
お前が賢すぎるだけや


この人らに普通にしゃべってるねん







みんなポカーンってしてるやん

あなた
廉も玲音もちょっとだまって
廉(お兄ちゃん)
ごめん
玲音
今日あなた情緒不安定なん



そりゃいろんなことあったけど今のはあんたらのせいやろ
おにい静かにして


泉も大変やなこんな兄をもって






自己紹介しとこっかな
あなた
え~と
私が廉の妹で河上あなたです
大内リオン
俺の幼なじみでもあります!
あなた
それ言わんでも良いわ
大内リオン
俺にとっては大事やの



今日もこれのせいって言ったらあれやけど過呼吸なっちゃったもんな


あなた
あなたのずっと横におった子があなたとリオンの幼なじみで
池田 泉いけだ いずみです
あなたが言ったとおりこの3人が幼なじみです!
あなた
廉と喋ってた人が泉のお兄ちゃんで
廉の幼なじみの
玲音
池田 玲音いけだ れおです
説明はさっき言ってたとおりです
廉(お兄ちゃん)
玲音お前一応言っとけよ
玲音
言っといた方がいいか
じゃあ、なんかさっきも見たことある気がする
って言ってくれてたんですけど
俺一応モデルやってまして雑誌とかで見たのかと思いますね
高橋恭平
絶対それや
廉と遊びに行った時にニヤニヤして雑誌見てたから
なんか変なやつみてんか好きな女優さんとか写ってるんかと思ってたけど
のぞいたら男の人やってびっくりしてん
たぶんそれが玲音くんやった気がする
玲音
まじっすか
廉俺のやつ見てくれてるんやなかわいいとこあるやん
廉(お兄ちゃん)
うっさいわ
なんで言うんよー
高橋恭平
ごめんよ


こいつらと恭平くんなんの話してんねん






そういえばまだ玄関やったの忘れてた
あなた
あの~
リビング行きませんか?
廉(お兄ちゃん)
ほんまやはやく行こ
河下楽
廉荷物も持っていくん
廉(お兄ちゃん)
いったん持ってきて


そういえばみんな着替えってどうしてるんやろ
あなた
皆さんって家からきたんですか?
今日私の家に来たのは




リオンが誘った8人







たぶん廉が誘った恭平くん、岡くん、楽くん、陸くん、にしたく、みっちー、謙杜くん









のこの7人で全員合わせて20人もおる
高橋恭平
俺は廉と病院からたぶん他のみんなはレッスンからかな
あなた
えっ
レッスンあったんですか
高橋恭平
うん


もしかして廉とリオンはレッスン行かずに病院来てくれたんかな






ふたりとも今頑張らなあかんはずやのにごめん






過呼吸で倒れたからやんな、お母さんとお父さんが死んだのも







あなたが病院いってなかったら、まだ元気でおるんかな

廉(お兄ちゃん)
あなたいけるか
今みんなリビングいってもらったで
あなた
そうなんやな
大内リオン
あなたみんなご飯食べたいって
あなた
わかった!
でも泉もおったやん
大内リオン
この家は誰の家やねん
廉(お兄ちゃん)
俺の家でもあるんやけどな
大内リオン
そういえば俺も一緒に作ったんやで
廉(お兄ちゃん)
ありがとうな

今ふたりは明るくしてくれてる





それが余計に自分のせいでいろんな事があったと思う






罪悪感が大きくなってくる







ふたりが話してるのはわかるけど何話してるかわからへん








話が入ってこうへん


大内リオン
あなた~
おーい
どうしたんボーとして
やっぱりボーッとしてたんやって





改めて気づかされる




あなた
あのさふたりともごめん!
何て言えば良いか考えて出た言葉がこれだった
廉(お兄ちゃん)
なんで急に謝るん
大内リオン
なんか問題でもあったん?
あなた
違うよ
あなたのせいでふたりともレッスン行けんかったんやろ
しかもお母さんとお父さんが死んだのもあなたが病院に
廉(お兄ちゃん)
それは違う
絶対違う
大内リオン
俺が悪かったねん
ふたりの親が亡くなったのは俺のせいや
廉(お兄ちゃん)
それも違うで
自分を攻めたらあかん
あなた
でも



そんなん過呼吸なってなかったら今日はお母さんと家おれたし









お父さんが一緒におったのもきっとあなたのせいやろ
廉(お兄ちゃん)
でもじゃない
そんなん言ったら俺やって俺のせいって思ってたよ
でもこんなこと言ったらあかんけどお母さんとお父さんは
誰をせめても、もう戻ってはこうへんねん


そんなことを言ってるお兄ちゃんの目には涙が出ていた







そしてそれにつられてリオンとあなたもないていた

大内リオン
でも俺のせいって思わんのはできへん
あなた
そんなんあなただってそやで
廉(お兄ちゃん)
じゃあさ
自分が悪かったと思うぶん
3人で支え合う力に変えてやっていこう
ずっと自分をせめても苦しいだけやで




3人で泣きながら話していたのをみんなに聞かれていたとも知らず





こんなにも廉が泣いてるところ久しぶりに見た






自然と廉にだきついていた
廉(お兄ちゃん)
あなたどうしたん
あなた
お疲れさま
これからもふたりで頑張ろ
後さ昔はありがとうな
4,5年のとき
そういった瞬間もっと廉が泣き出した









お疲れさまっていうのにはたくさんの意味があるの廉はわかってくれたってことかな?
大内リオン
4,5年って俺が助けたやん
廉(お兄ちゃん)
俺が助けたってことにしといてよ
リオンも助けたのほんまに最後の方やん
あなた
リオンもありがとう
大内リオン
まあこれからも俺がふたりを全力で支えるよ
あなた
ありがとう
すると突然ドアがあいて
あなた~
うちも全力であなたのこと支える
玲音
俺も廉のこと全力で支えるよ!



このとき思った私たちはただの友達や親友じゃない











幼なじみよりももっと深い”家族”のような存在だと




あなた
そういえば盗み聞きしてたん
うん
みんなやで
玲音
あほ
お前それ言ったらあかんやろ


そう言ってるときみんながこっちを心配するなか






信号の3人は少し違う話をしている気がした






廉のことを話してるんやろうけど






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いったんここで切ろうと思ったんですけど


その時の他のメンバーのようすもいろいろと


書いていこうと思います


では引き続き『お兄ちゃんはなにわ男子!?』を見てください!





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恭平side











あなたちゃんしっかりしてそうやしめっちゃ良い子やな





こんな子にずっと応援されてるならこれからも頑張らな












大内リオン
お腹すきませんか?
高橋恭平
ちょっとすいてるかな
西村拓哉
レッスンあったしね
大内リオン
ですよね
ちょっといってきます



その後リオンもすぐにヘアから出ていった









でもみんなそれぞれでワイワイしている

おにいちょっと来て
玲音
わかった
どうしたん


あのふたりも仲いいな






ここはみんな仲いいんかな?







そんなこと思ってたら後ろから小さい声が聞こえてきた
道枝駿佑
なあ長尾俺らほんまに来てよかったんかな
長尾謙杜
良いって言われたけど
やっぱりさっきまでめっちゃ言っちゃったもんな
道枝駿佑
なんできたんやろ
長尾謙杜
恭平くんが誘ってくれたし
道枝駿佑
もしかして恭平が勝手に誘ったんかな?
長尾謙杜
そういえば妹が倒れてレッスン来んかったのに
妹めっちゃ元気やん
道枝駿佑
確かにな
しかも妹がそんなに苦しんでるようにはみえんで
長尾謙杜
そやね
はじめは焦ったし
レッスン休んだのにお泊まりって
つい俺は口をはさんでしまった
高橋恭平
ふたりちょっといいすぎちゃう
別に俺が勝手に誘ったわけちゃうねん
気まずいからいややんなって言ったら
俺が誘いたいならいいよってやから誘ったのに
道枝駿佑
結局は恭平が誘ったってことやろ
高橋恭平
そんなん当たり前やん
ボロクソに言われた人とお泊まりしたいとか普通は思わんやろ
やのに廉は来ても良いって言ってくれたんやで
長尾謙杜
妹も元気ですよ
高橋恭平
それは違うで
それだけは絶対に言ったらあかん
そりゃ今日のことを知らんかったらあれやけど





それにしても絶対に言ったらあかんと俺は思う
道枝駿佑
じゃあさ恭平は何を知ってるん
高橋恭平
それは…
言おうと思ったけど廊下から声が聞こえてきた



きっとこの声は廉の妹やろうな






めっちゃおっきい声でふたりともごめんって言ってる









みんなが話すのをやめた









俺も何となく察してふたりに言ったら
高橋恭平
やっぱり俺はなんも言わん
みっちーと長尾も廊下で言ってること聞いとき
ほんまは盗み聞きってあかんけどな


そういうと素直に聞くふたり






ちょっとかわいいなって思ったりして






でも今はそんなこと言ってる場合ちゃうな
あなた
違うよ
あなたのせいでふたりともレッスン行けんかったんやろ
しかもお母さんとお父さんが死んだのもあなたが病院に
そう言ってるときみんなとっても驚いた反応をしていた







きっと知っているのは俺と幼なじみのふたりだけだったのだろう



長尾謙杜
えっみっちー
今さっき親が死んだって言ってたでな?
道枝駿佑
やっぱり聞こえたでな
西村拓哉
恭平くんもしかして知ってるんすか
俺は知ってることを言わずにただドアのガラスから見える3人を見ていた





ちっちゃい子達は何が起こったのかわかっていないようすだった






でも他はみんな理解しているのか少し顔がくもっている






そのなかで一輝が少し泣きそうになっているのが見えて






俺は頭を撫でて言った
高橋恭平
大丈夫やで
あの子らは



そう思ったのはきっと俺だけじゃない気がする






西村とか陸くんとかだけじゃなくてみっちーと長尾もやろうな
廉(お兄ちゃん)
でもじゃない
そんなん言ったら俺やって俺のせいって思ってたよ
でもこんなこと言ったらあかんけどお母さんとお父さんは
誰をせめても、もう戻ってはこうへんねん
この言葉は聞いてるこっちも辛くなってきた






でも俺が辛くなってたらあかんでなきっと3人がいや5人の方が辛いから


廉(お兄ちゃん)
じゃあさ
自分が悪かったと思うぶん
3人で支え合う力に変えてやっていこう
ずっとじぶんをせめても苦しいだけやで


廉のこの考え方はすごいと思った





自分も辛いとおもけどしっかりと前に進もうとしていることがわかる





廉がしっかりと泣いていることに俺は安心した





3人が支えあっていこうと言っていたと思ったら






泉ちゃんと玲音くんがドアを開けて出ていった





今は5人で笑っている




それがなぜか嬉しくてちょっと羨ましく思った
高橋恭平
みっちーと長尾これでわかったやろ
妹も苦しんでるし廉だってしんどいねんで

廉は朝みんなに悪口言われてでも自分が悪いって自分のことせめて
楽屋もどったら妹倒れてるって連絡あってあわてて妹のところ
行こうとおもったらみんなにとめられて苦しんでる妹を助けれんくて
行けたら最近あんまり喋ってないお母さんがおってそれで喧嘩して
妹が目を覚まして安心して帰ってたら電話あって病院行ったら
親が手術中で、絶対に助かると思ったし話したり謝ったりしようと思ったのに
親は両方が助からんかったねんで
それでも自分は泣いたらあかんって妹もためにって思って泣かんと
支えとったんやって
道枝駿佑
なんでそんなんわからんやん
廉の気持ちも
高橋恭平
あいつが俺に言ったことやねん
今まで全部あいつが言ってた言葉やねん
みっちーと長尾がこんなにもわかってくれへんとは思わへん








きっと心のなかではわかってるんやと思う







だってほんまはふたりとも悪い子じゃないもん
高橋恭平
続き言ったらな
廉はみんなからの通知に気づいてなくて見てって言ったら
またひとりで泣きそうなっててん
どうしたんかと思ったら亡くなったお母さんから亡くなる直前に
メールが送られてたらしいねんそれでな廉がお母さんに怒ったのは
仕事ばっかりで怒ってたらしいねんそしたらお母さんにお父さんと
しっかり話さなあかんなってお父さんと話てから病院いくから
今までの時間取り戻していこって書いてたんやってでもそのあとに
事故にあって亡くなったらしい。やからあいつは自分を攻めてるねん
もしあのとき怒ってなかったらお母さんとお父さんが一緒にはおらんし
お母さんもお父さんも会社におるはずの時間やったって
長尾謙杜
俺らに関係なくないですか
長尾もなんでわからんフリしてるんよ





わかってるからふたりともそんな涙目になってるんやろ
高橋恭平
これが俺からのチャンスやと思ってな
ふたりはちゃんとわかってるんやろ自分があかんことしてることが
先輩もやってるしっていいはじめてそこから引き返すことができんのやろ
今のうちやでじゃないと廉が消えちゃう気がして俺も正直怖いねん
まいジャニの後も俺に嫌われようとしてたし
正直先輩に逆らうのは怖いかもしれへんけど廉が頼れるのは
なにわ男子やったら同期やと思うしみっちーと長尾は同い年やで
そんなん助けてあげなあかんやろ、それはわかってよ
道枝駿佑
そんなこと、そんなこと分かってるよ
なんで、なんで恭平はそんなに強いんよ
俺は絶対に先輩と意見変えるのは怖い
長尾謙杜
俺やって廉がずっと頑張ってたのはわかってるよ
誰が見てもそれぐらいわかるよ
レッスンだって1回も休んだことなかったし
自主練の時間も休憩時間も人から見えんとこでずっと練習してた
それに同期がどんどんやめてしまってるけど誰よりもTVは
でてなかったとも思うし、ライブもちょっとだけやったかもしらんけど
俺はそこまで頑張れる廉がかっこいいしすごいと思った
でも嫉妬も少しはあったねん




俺とは少し違った考えをしてて人ってすごいなって思った








でも嫉妬するってたぶん廉の方がしてる気がするな








まあ確信はないから言わんけど

廉(お兄ちゃん)
ちょっと話聞いちゃった
俺は別に大丈夫やでやから3人は今まで通りいて
道枝駿佑
でもさ俺やっぱり今まで間違えてた
先輩が間違ってるってわかってるのにひどいことしてた
廉(お兄ちゃん)
大吾くんたちも言いたくて言ってるわけじゃないやろうし
長尾謙杜
俺もごめん
なんでかわからんけど廉が羨ましかったんかな
明日からは廉を守るから
廉(お兄ちゃん)
いいよ
嫌われるのは俺だけで
もうこれ以上なにわ男子を壊したくない
って言うか関西ジャニーズJr.を壊したくないねん
高橋恭平
廉そういうところやで今が人に頼らなあかんねん
ひとりでいけるとか言ったらあかん
助けてとかどうしたらいいんとかそう言うこと言うの
廉(お兄ちゃん)
でも迷惑はかけたくないし
どんどん廉の悪いところが出てきてる






でも何て声をかければ良いかわからへん
廉(お兄ちゃん)
俺が…
廉が話すのをやめた






それをとめていたのは岡くんや陸くん楽くんやった



小柴陸
廉お前それやめろってずっと言ってるやん
河下楽
ネガティブになったらあかんって
岡佑吏
ほんまに何回言ったらわかるんよ
こう言うときにとめれるのはやっぱり俺じゃなくて今まで一緒にやってきた







この3人なんだと気づいてしまった
河下楽
ちゃんと言えてるやん
岡佑吏
しょんなにゆわれへんわけちゃうで
小柴陸
はじめから言えてないやん
そういって話している3人を見て廉は笑顔を見せていた
河下楽
今から岡ちゃんが良いこと言ってくれるよ
岡佑吏
かんたいザニーズズニアは簡単にはこわれへん
廉(お兄ちゃん)
岡ちゃんありがとうな
もういいよ笑笑
岡佑吏
笑うとこちゃう
それに先輩やし年上やのに自然とタメ語で話せている






俺はいつになったら廉とそういう感じになれるんかな?
西村拓哉
はい
じゃあ仕切り直してこのお泊まり楽しみましょう
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あなたさん『お兄ちゃんはなにわ男子!?』を見てくれてありがとうございます!


岡くんがちょっと滑舌悪くするのむずかしくてちょっと変かもしれませんし


呼び方とかも少し違っているかもしれませんが許してください!すみません

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