ジン「だから僕はあなたさんの彼氏として連絡とりたいなって。」
あなた「!?」
ジン「だめですか??」
あなた「も、もちろん!!私でよければ」
ジン「本当ですか??やったぁぁぁ!!」
彼の喜ぶ顔はかわいくて、でもかっこよくて
彼と付き合えるっていうのが嬉し過ぎて
あまり実感が分からなかった。
ジン「じゃあ、また。」
あなた「はい。」
彼に背を向けて歩きだすと
ジン「あ、ちょっと待って!!」
って彼が手を掴んで私を引き止めた
あなた「ん??」
パッと後ろを向くと
ジン「お願いがあります!!」
あなた「お願い……??」
ジン「1つ目!!ため口がいい!!だめ??」
あなた「私はため口でもいいですよ!!」
ジン「じゃあため口ね!!」
あなた「えと、、、うん!!」
ジン「ニコッ あ、でもう1つ!!」
あなた「なんなりと!!」
ジン「ふふっえっとね。僕のことオッパって呼んで欲しいなぁって。一応僕の方が年上だし。」
あなた「いいけど…。呼び慣れるまで少し時間欲しい。だめ??(上目遣い)」
ジン「ふふっ。上目遣いはずるい!!いいよ〜まつまつ!!」
あなた「ありがと!!オッパ!!」
ジン「キュンッ あ、じゃあまたな!!」
あなた「うん。またね!!」
今度こそ背を向けて帰っていく。
実は2人とも恥ずかしさのあまり真っ赤だった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。