入学式も終わり、
今日は友達ができなかった。
ポツンと1人で歩いて帰った
そりゃーそうだ。
絶対会えないに決まってる
会えたら宝くじ当たるより嬉しい
下を向いて歩いていた。
そしたら
「ドンッ!!!」
誰かに当たってしまった。
謝ろうと思って上を向いた。
見あげると
それは
King & Princeの6人。
変装してたから分からなかったけど
見てみたらKing & Princeだったという。
話しかけてきたのは岸くんだった。
すごい謝ってきたけど
悪いのは自分をずっとネガティブにとらえた
私だ。
まさかのキンプリに声をかけられ
心配されて。
私はその場で気絶してしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。