〜常闇side〜
日にちが過ぎていってもホークスに着いて行くことで精一杯だった…
でも、ある日体験が終わったとき…、突然
あなた「あの、」
常闇「ん?」
あなた「その、少しだけお話ししたりできたりしない…?」
常闇「いいが…、」
俺と同い年のサイドキックの人に話しかけられた…、
ソファで座って待っていると
あなた「はい…!」
常闇「ありがとう…」
天羽さんは俺にコーヒーを持ってきてくれた…
あなた「ごめん…!その、早く帰りたいのに呼び止めちゃって…」
常闇「いや、全然…、」
シーン
とても気まずい…、
何か話を振らなくては…
あなた「その、雄英高校って楽しい?」
常闇「え、ああ…、たくさん学べることがあってすごく楽しい…」
あなた「へぇ…!!やっぱりみんなすごい個性の子ばっかなの…?」
常闇「そうだな…、爆破の個性を持ってるやつがいたり…、2つの個性を持っていたり…、すごい威力の力を持っているやつがいたり…、いろんな人がいる…、」
あなた「そうなんだー!!楽しそうだね!!ニコ」
常闇「突然そんなことを聞いてどうしたんだ…?」
あなた「その…、私学校に一回も通ったことがなくて…、あっ、家の事情でね!だから、同い年の子とか話したことなくて…、」
常闇「そうなのか…、」
あなた「だから、始めて常闇君が来るって言われたときにはすごく嬉しかったんだ…!どんな子が来るのかワクワクしたし…、」
常闇「…………俺でよかったら色々話そう…、」
あなた「ほんと!?うれしいな…!ありがとう…!」
それからは学校であった出来事や、個性の話とか世間話とかをしていた…、
あなた「あー!面白かった…!!
って、ごめんね!こんな遅くなっちゃって…、」
常闇「大丈夫だ…、じゃあ、俺はそろそろ…」
あなた「うん!じゃあ、また明日!しっかり休んでねー!」
常闇「ああ…、」
天羽さんは外まで出てくれて手を振って俺を見送ってくれた…、
俺も少し手を振って家へ向かった…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。