目を開けると僕の目の前には大好きな人がいた。
涙を流しながら僕の名前を呼ぶ大好きな人。
僕はなんの迷いもなく彼女にハグをした
情けない声。言葉。口調。
僕は何故こんなにもアホなんだろう…
幸せにするって大切にするって決めたのに…
ほんとに優しい彼女。
全て責任を負ってくれる。
でも絶対に僕が悪い…なんでこんな僕を守ってくれるの?
なんで?なんで嘘つくの?
嬉しい?僕人に手を出すのに、何がありがとう…
何が嬉しいなの…?
彼女の優しさが分からなかった
それは、それはそうだけど…
でも、僕のせいであなたの下の名前ちゃんが悪口を…
弱音を吐く僕とは対象彼女は堂々としていた
優しくニコリと笑った彼女。
やっぱり可愛い。優しく可愛い彼女を見ると全て忘れてしまう…
彼女の言葉で僕はものすごく元気が出た。
僕とは違う魅力を持っている僕の可愛い彼女。
これからは僕が君を支えてあげるよ…
付き合ったらしたかった事…
僕は今しようと思う
察したのかすぐに顔を赤くした。
察されちゃったか…
でも、僕は辞めない。
ゆっくり目を閉じた可愛い彼女
それと同時に小さくてぷるんとした可愛い唇に
チュッと可愛い音を立たせた。
目をつぶりながら僕の肩を掴む
あなたの下の名前ちゃん。
ゆっくりと唇と唇を離す。
そして彼女もゆっくりと目を開いた。
赤くしてあわあわしている彼女。
まだなにか言いたそうな彼女の口にまた、
甘い接吻を交わした
次はお互いに目が開いている状態でのキス。
ファーストキスが彼女で良かったのかな…
経験なんてない僕。
でも、彼女は少し満足しているように見えた。
僕の中の何かの糸が切れた気がした。
僕は彼女を保健室のベッドに押し倒し。
本日3回目のキスをした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!