あなた「ねぇ、影くんどうして俺ら___、体育館にいるの?」
影山「?お前が着いてきたんだろうが」
馬鹿に質問をすると馬鹿の答えが返ってくる。
はぁ___、
確かに着いてきたのは俺だけどさ、どうして部活もまだ入部してない寸前の間なのに体育館にいるのかを聞いてるの
いちよう、入部届は出しており今日の放課後は一年生だけ帰る日となっている。
先輩達練習しにくるじゃん....
あなた「ねぇ影くッ___なんでボール出してるの?」
なにも知らないかのようにボールを片手にサーブを打つ体勢になっている。
あなた「影くん、今日1年は体育館使えないって知ってた?先輩達練習しに来るよ。怒られたらどうするの....」
先輩はただでさえ俺からしたら怖い存在なのに一発目からやらかして怒られたらどうするのさ、
中学の時マネージャーやりたいって言ったらめっちゃ馬鹿にされて男だからってめちゃくちゃパシらされて....
思い出しただけで辛い___。
あなた「本当に影くんね?辞めよう....?」
影山「なんかあったら守ってやる。」
え、なんて頼もしいお言葉....!
いやいや、そんな甘ったれた事を....!
影山「ボコボコにしてやる、」
あ、
あなた「影くん、本当に辞めてッ〜!!」
嬉しいけど、嬉しいけど....!よ、先輩相手に手を出すとか終わってるでしょうがッ〜!!
本当に影くんならやりかねなさそうで今にも泣きそう、
影くんの腕を引っ張りながらサーブをやる身体を必死に止めてる。
影山「わ、わかったから離せやゴラァ....!!」
俺が持っている腕をぶん回しながら影くんも必死に時離そうとしている。
?「なんで居る!!?」
体育館中に響き渡っていた俺らの声が突然出てきた子にビックリし体育館は落ち着かせた。
?「影山飛雄!!」
誰この子?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。