プリ小説

第9話

美咲ちゃん。
「美咲が、帰ってきたわ!」

彩野さんが帰ってきた様子が下の階から伺えたから俺と、西園さんと1階におりた、

「美咲・・・・・・」

俺たちは初めて取り憑かれた人を見た。
・・・西園さんにはショックが強かっただろう。

「・・・・・・美咲?」

「・・・・・・ママ?だぁれ?このひとたち?」

「っ・・・!」

彩野さんは前会った時の話し方の面影が全くなく、聞いていた通り小さな子供のような話し方になっていた。
それに俺たちのことを覚えていないようだった。

「美咲覚えてないの?美華よ、小学生の頃から一緒にいたじゃない!!」

「しょうがっこう??わたしまだようちえんだよ?」

「・・・・・・」

「・・・西園さん少し上の部屋で待ってて」

「え?・・・でも、」

「いいから。」

「・・・わかったわ。」

俺は西園さんが2階へ行くのを見送ってから彩野さん・・・美咲ちゃんの前に屈んだ。

「彩野さ・・・・・・美咲ちゃん?」

「なぁに?」

「ぼくの名前はあやとっていいます。よろしくね?」

「あやとおにぃちゃん!」

「うん、そうだよ!で、さっきお姉ちゃんはみかお姉ちゃんって言うんだ。」

「みかおねぇちゃん?どーしてにかいにいっちゃったの?」

「んーそれはねー・・・」

なんと説明したらいいのか・・・はぐらかすか。

「それより美咲ちゃん?」

「なぁに?」

「昨日は何してた?」

「きのう?んーとねぇーおともだちとそんでた!」

「おともだち?」

「うん!」

友達か、同じように殺された霊たちだろうか・・・

「そっかお兄ちゃんと少し遊ばないか?」

それから2時間ほど西園さんも混ざり3人で遊んだ。今は疲れて眠っているみたいだ。
・・・聞こえはいいが、見た目は女子高校生だ。
そろそろ暗くなってきたから今日は帰ることにした。

「また明日来ます。西園さんはどうする?」

「もちろん私も来るわ。」

「了解。じゃあ一旦帰るな、」

「えぇ、また明日。」

明日だ。明日決着を付けよう。
もうこのようになる人は見たくない。

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🌸Jun🌸
🌸Jun🌸
初心者です🌟 暖かい目で読んでいただけたら嬉しいです💦