" 桜の花が咲く頃に
春の陽気みたいな君へ "
Seokmin side *
もうすぐ本格的な春が来るというのに、まだ風は冷たく
僕のぽっかりと空いた心の穴をヒューヒューと通り抜けていく…
ただ1つ春を感じるものがある
" 冷えきった僕の心を温めてくれる太陽だ "
暖かい太陽で春を感じるのと同時にふと思い出すものがある…
大好きな君の声…
君の声を聞く度鼓動が跳ねる。
回想の中の君もまた美しく、繊細で儚い…。
どうしても触れたくて手を伸ばしてみるものの君の姿は無くて、僕の心にまた大きな穴が空いたようだ…
じきに春がやってくる。まだかまだかと待ち望んだ春。
君の香りがする春。君とまた出会える春。暖かい春。
まるで春という季節は君のためにできたみたいだ
この言葉がどれだけ僕の心を揺さぶったのだろう
ただ1つ言えることは
君はまるで…
またもう一度君の笑顔を見るために、僕は桜の花が咲くのを待っているよ。
山桜のように美しい君を忘れない為に…
山桜の花言葉 *
(貴方に微笑む)
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。