第20話

ちょっとの勇気
2,450
2020/04/22 13:15
その日は、オッパに送って貰って

家に帰った。

なんだが、食べる気もしなくて

そのまま眠りについた、
キム・あなた
キム・あなた
あぁー、もう朝じゃん
キム・あなた
キム・あなた
ずっと、夜ならいいのに
ボムギュ
ボムギュ
おはょ、あなた
キム・あなた
キム・あなた
えっ、ボムちゃん?
ボムギュ
ボムギュ
遅刻するよ、早く
キム・あなた
キム・あなた
っは、夢か
いつも通り、支度を済ませて

家を出た

いつもの道も、1人だと寂しい

毎日ボムちゃんと一緒だったから

これが、非日常すぎて

慣れるのには、時間がかかりそう

このまま慣れないまま、終わるのかな



あっ、ボムちゃん

今日もあの子とか、
なんで、見たくないのに、見ちゃうの
体育の授業のバスケでも、軽々とシュートを決めて、女子たちみんなの注目の的のボムちゃん

私はやっぱり釣り合わなかったのかな

あの子もボムちゃんの事見てる

サラン
サラン
ねぇ、あなたちゃん?だよねぇ
キム・あなた
キム・あなた
あっ、はい
サラン
サラン
急で悪いんだけど
ボムギュとはどんな関係なの?
キム・あなた
キム・あなた
あっ、ただの幼馴染です
もうあなたのセフレでもないし、
婚約者だけど、このままどうなるのかも分からない
サラン
サラン
多分、ボムギュはそうは思ってないよ
キム・あなた
キム・あなた
そうですよね、
私なんかね、
サラン
サラン
あなたちゃんの事大切に思ってるよ、
キム・あなた
キム・あなた
えっ、?
サラン
サラン
私達別れたから、
サラン
サラン
最初から、私の事好きじゃなかったんだと思う
サラン
サラン
って事で、頑張って!
えっ、?
どういうこと?
ボムちゃんは私の事なんてなんとも思ってないんじゃないの?

愛を求めないって、言ってたじゃん

ずっーとこのことについて考えてた

今更、ホントのこと聞くの怖いし、

ボムちゃんに、話しかける勇気もない

どうすればいいの、私
あの日から、1週間がたった

今日は休日で、

スビンオッパと出かける予定
キム・あなた
キム・あなた
あっ、オッパお待たせ
スビン
スビン
全然!
キム・あなた
キム・あなた
ごめんね待たせて、
スビン
スビン
制服も可愛いけど、やっぱり
休日は格別だね、…///
キム・あなた
キム・あなた
いや、オッパすごいかっこいい
ジーンズに、スニーカー
サラッと着こなしてるオーバーサイズのシャツも、カッコイイ
1日オッパといて、心の決心がついた
スビン
スビン
そろそろ帰ろうか、
キム・あなた
キム・あなた
そうだね
スビン
スビン
あのさ、やっぱり僕じゃダメ?
キム・あなた
キム・あなた
.......
スビン
スビン
僕なら、あなたのこと大切にするし
悲しい思いはさせないよ
キム・あなた
キム・あなた
オッパ、ごめんなさい
キム・あなた
キム・あなた
私、ボムちゃんが好きなの
キム・あなた
キム・あなた
ほんとに嫌なくらい好きで、
ごめんなさい、グスっ
そしたら急にオッパに抱きしめられてて
スビン
スビン
偉いじゃん、
キム・あなた
キム・あなた
へっ?
スビン
スビン
わかってたよずっと、あなたはボムギュじゃなきゃダメって
オッパわざとだったの?
キム・あなた
キム・あなた
オッパ、わざとだったの?
スビン
スビン
いや、ほんとに好きだったよ
あなたのこと、凄くね
スビン
スビン
でも、僕には振り向いてくれないってわかってたから
キム・あなた
キム・あなた
ほんとにありがとう
スビン
スビン
頑張って!
そのままオッパは送ってくれた、
今日はなんだか寝つけられなくて

夜の散歩に出た、9時過ぎくらいで
星がすごく綺麗
キム・あなた
キム・あなた
わぁ、久しぶりに空見た
どこまでも続く空は、なんだか
見てるだけで元気になる
コンビニにでも行こうかな、そう思い
夜の道を歩いてた
すいません今回すごく長いです!
最後まで読んでいただいありがとうございます

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