第18話

あの子
2,280
2020/04/21 12:26
て、つないでる、

あぁ、そうか、ボムちゃんには女の1人や2人
簡単にできるよね、

スビン
スビン
あなた?
キム・あなた
キム・あなた
オッパ、ありがと
キム・あなた
キム・あなた
遅刻しちゃうし、いこ
スビン
スビン
うん、だね
ずっーと頭はさっきの女の子の事だけ、

あの子は誰なんだろ、

サナ
サナ
さっきの女の子、あの子じゃない?
サナも朝の二人を見てたらしい、
キム・あなた
キム・あなた
あっ、ほんとだ
キム・あなた
キム・あなた
可愛い、
そこには見たことないくらい可愛い子がいた

背も高くて、スタイルも良くて、

サラサラのショートカットが凄い似合ってる
あれ、は
キム・あなた
キム・あなた
ボムちゃん
ボムギュ
ボムギュ
あっ、居た
ボムギュ
ボムギュ
お昼行こっか?
2人はすごく仲良さそうで、

その子もぼむちゃんにぴったりくっついて

屋上に昇って行った
キム・あなた
キム・あなた
お似合いだね
サナ
サナ
そんなことないよ
サナ
サナ
ボムギュにはあなただけだよ
キム・あなた
キム・あなた
ありがと、ね
落ち込んだまま、授業に身も入らず

ダラダラと時間が流れ、放課後になった
キム・あなた
キム・あなた
あーあ、日直だ
いつもなら日直でも、ボムちゃんが待ってるって思えば、それだけで退屈な時間も
トキメキに変わったのに、
キム・あなた
キム・あなた
来てくれないかな、
スビン
スビン
誰が?
キム・あなた
キム・あなた
あっ、オッパ
スビン
スビン
帰ろっ
キム・あなた
キム・あなた
うん、
オッパは私の方を向いて、前の席に腰を下ろした、

ずっと、こっちを見てる、
キム・あなた
キム・あなた
どうしたの?
スビン
スビン
いやぁ、こんなにもあなたのことを独り占めにしてたボムギュが羨ましいなって
キム・あなた
キム・あなた
そう?
スビン
スビン
今は、僕が独り占めってことでいい?
キム・あなた
キム・あなた
まぁ、そうなるね
スビン
スビン
今からさ、あるとこ行かない?
キム・あなた
キム・あなた
あるとこ?
オッパに言われたまま着いてくことにした
キム・あなた
キム・あなた
図書館、?
スビン
スビン
うん、結構ここさいいんだよね
私は本が好きだけど、ボムちゃんは読まないから、来たこともなかった

なんかすごいテンションが上がる久々に

本を読める!!
キム・あなた
キム・あなた
オッパ、私本だいすき!
ありがとう
スビン
スビン
いいえ、
あっ、この本オッパが、小さい時に読んでくれたのだ、オッパは本が大好きで

いつも私に読んでくれてた
キム・あなた
キム・あなた
オッパ、これっ!
1番上の棚にあって、手が届かない

一生懸命背伸びしたけど
スビン
スビン
懐かしいね、
私の後ろからオッパの手が伸びてきて、
意図も簡単に本を取ってくれた

キム・あなた
キム・あなた
ありがとう
後ろを振り向くと、オッパがいて、

壁ドン状態になっていた
私が急に振り向いたから、

びっくりしたのかオッパの顔が赤く染っていた
ガタッ、その時誰かがここに入ってくる音がした

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