なんでここに?!
てかなんで日本刀持ってんだ!!
...でもさっき、「死龍」って言ってたよな...?瓜生さんじゃないのか、この人。
命令...?方針?ダメだ、話についていけない
とりあえず...瓜生さんは味方、ってことでいいのか?
守ってくれたし、きっとそうだよな。
すると、いきなり俺の腕がグイッと引かれた。
なんでカリンさんまで...!
よく見たら2人とも服装も変わってる...何者なんだ、この人たち。
奴は俺たちに気づいて迎撃しようとした...しかし
それは瓜生さんの日本刀により防がれた。
「どこに」という俺の疑問は、カリンさんが俺の腕を引き走り出したことによってかき消されてしまった。
___数分後、ほんの少しの話し声があった後、悲鳴と肉の張り裂ける音が聞こえた。
...なんなんだ、何が起こってんだ...?
俺は思わず手が震えた。
そしてカリンさんが戻ってくる。
そうして俺たちはメロンパンカーへと走った。
怖い...この人たち、何者なんだ?
カリンさん、少しだけど返り血が手についてる...。
味方だとは思う...けど。瓜生さんも戻ってきたら色々聞いてみよう...
to be continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。