______________
______
_____
目を覚ますと、マスクをした仙石さんが視界に映った。
...というか、なんだったんだろう今の...夢か......
変な夢見たな...。熱だからかな()
てかもう来てくれてたんだ...
やばい...脳が熱に侵されて変なことを言ってしまう...
そう言い、仙石さんは俺に持参のマスクをつけた。
すごい、用意周到だ...ありがたい。
そう言い仙石さんは手の平で俺のおでこに触る。
冷たい...ひんやりして気持ちい...
分かってるけど...
ウチには金欠でほぼ食い物がないんじゃ!!!!!!((
熱は寝てれば治る...(?)
だからそれで食料を消費するのは...!!
そう言うと仙石さんは俺の背中に手を回し、グッと持ち上げ起き上がるのを手伝ってくれた。
マジで助かる...
仙石さんは自分の水筒から水をコップに注ぎ俺に渡す。
俺はマスクを下げ、コップを傾け少しだけ水を飲んだ。
その辺の棚にコップを置きマスクをつけると、仙石さんが口を開く。
そこからまたベッドに横になり、仙石さんとしばらく話していると、俺は段々と睡魔に襲われ話途中に眠ってしまった。
to be continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。