俺の名前はあなた。
昨日雨の中ずぶ濡れになりながら帰ってきてしまったせいで、熱を出している一般人だ。
つらい...熱何度かも測れない...
ただ熱があるってことは分かる。今日はベッドから出れそうにないな...。
とりあえず寝なきゃ......
そう思い俺は目を瞑った。
目が覚めると俺はとんでもない吐き気と頭痛に襲われた。
これマジで死ぬ...誰か...誰か来て...
やばいマジ死ぬ。
とりあえずスマホ...涼に連絡...
プルルルルル...
この声...まさか...
そういうと仙石さんはフッと笑いながら言う。
俺は仙石さんの圧に負けて位置情報を送った。
そう言って仙石さんは電話を切った。
...な、なんだかすごく申し訳ない...。とりあえず待ってよ...
そう思い俺は眠りについた。
to be continued
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。