あの後1日ほど経ったら熱はすっかり治り、今俺は大阪に来ていた。
本当仙石さんに感謝だな...。
...それにしても
涼の従兄弟の家が大阪にあり遊びに行くらしく、俺はそれについて行くことになった。
何でかは知らないけど(
大阪までの道のりは涼が支払ってくれた。
まぁそうは言っても金無いんだけどね←
新しいバイト探さなきゃな...
何となくで察しているが、多分涼は金持ちだ。
さっきも言ったけど、大阪までの道のりの料金を全て払ってくれるんだぜ...?
やべぇよな。((
やべ、いつの間にか涼が消えてる...!!
...うわ、迷子だこれ。(綺麗なフラグ回収)
どうしよう、とりあえずスマホ...
...な、ない?!
え、嘘、絶対持ってきたって俺...!
......。
スマホ持ってない...大阪広い...涼がいない...
俺、死ぬのかな...?(大袈裟)
...とりあえず、歩くしかない...。
俺は道に沿って歩き出した。
しばらく歩いていると、俺はいきなり後ろから肩を掴まれた。
そう言って奴はナイフを出した。
なになになになに?!
また何かに巻き込まれる感じ?!やめてよこんな真昼間から!!
そういいゆっくりとこちらに近づいてくるチンピラ。
まずい...正直バッグにはスマホもないし財布の中身もほぼ無いし取られてもほとんど損失ないけど...((
この感じ、話聞く気ないな...。
そういい前に突き出してくるナイフをバックステップで避ける。
あっぶない...!!コイツ、結構速いな...
そういいソイツは...銃を取り出した。
一瞬で背筋が凍るのが分かる。
銃...これやばい、死ぬ。
銃声が聞こえ、俺は思わず目を瞑った。
......あれ、撃たれて...ない?
俺が目を開けると、スーツを着ている男が俺を襲ってきたチンピラに向かって銃を向けているのが見えた。
そしてその銃弾は...チンピラの脇腹に直撃していた。
to be continued
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!