俺はその言葉に思わず困惑する。
何者って...何が?てかこの光景デジャブじゃない?気の所為??
何かまずい事でもしたのか...?いや、でも大阪では暴力とか振るってないし...
そう言って浅倉さんは鋭い瞳でこちらを見据え近づいてきた。
こっっわ...そして顔がいいな(
そんなことあったっけ...いや、あった気がしなくもない...(記憶力ニワトリ)
そして城戸さんは続ける。
え...?めちゃめちゃ普通の金欠男性なんですけど...
いやあれは反射条件みたいなものじゃん??火事場の馬鹿力的なさ(たぶん違う)
2つの顔面国宝が目の前にッ?!
目が...ッ!!
カタギ...カタギは確か一般人って意味だよな...?
怖いはずなのに眩しい...!!イケメンずる!!!!
そう思っているとやっと顔が離れた。
...危うく失明するところだった((
怖い、なにそれこわい。どういう意味??
困惑していると城戸さんが口を開く。
そういいにこりと笑う城戸さん。
...背筋がヒヤッとした。何この人怖い。
やばい、一刻も早くここから立ち去りたい。この人たち怖すぎる(
...ん?組って言ったか、この人たち...
組って確か...
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小林さんも言ってたヤツだよな...
...小林さんが怖い理由がわかったかもしれない。(
いや待て、でも近いうち関東狙うって言ってたよな...てことは、小林さんも狙われるってことか...?
これは...小林さんに伝えた方がいいのか否か...
そんなことを思っていると城戸さんが話す。
そう言うと、城戸さんが「せや」と言い俺にこう提案をする。
そうして俺は城戸さん、浅倉さんと連絡先を交換した。
またひとつふたつ、イケメンの連絡先を手に入れちまったぜ...(
そうして俺と2人は別れた。
...あ、そうだ。俺涼探してたんだった!!
思わぬ所で時間食っちゃったな、早いとこ探さないと...!
そうして俺は走って広い大通りへ出た。
to be continued
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。