廉side
あなたと2人っきり、
あなたには、まだ俺が成宮廉やってことを言えてない、
言うなら今しか無いかもしれない
2人だけになったし、
言おう。
あなた、
ん?
あなたを混乱させるかもしれへんねんけど、
うん?
俺、実は、、成宮廉やねん
、、、え?
小6の時におらんくなった成宮廉
、、ほんまなん?
廉、なん?
うん、
で、でも、名前が違うやん
親が再婚してさ、
そうだったんだ、
あの時ごめん
何にたいして?
告白断って、勇気出して行ってくれたのに、
そうじゃない、
あなたの目には涙が溜まっていて、
私は、転校するの一言で良かったの、それを言ってほしかった、心配してたんだから、ポロ
ごめん、泣くなよ、
泣くよ、だって、やっと会えたんだもん
ギュッ
えっ、、
なぜかかわからないけど、
あなたを抱きしめたくなったんだ。
ごめんな、こんな俺で、
next
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。