しばらく歩き森の繁華街に出た
凄い…人がいっぱい…
小娘ちょっとここで待ってろ
分かりました
富澤さんがどこかへ行き
富澤さんどこ行ったんだろう
なんて言っていると誰かに話しかけられた
ねぇねぇそこのお姉ちゃん
なんですか…
俺たちと今から遊ぼうや
ゴメンなさい…待ってる人が居るんで
ええやん少しぐらい
男の人が手を掴んできた
やめて!
私は手を振り払い猛ダッシュで逃げた
おい追いかけるぞ
了解
そして数分後、私は森の茂みに隠れた
ここなら…バレないよね…
おい!居たぞ!
嘘でしょ…どうしよう
おい…俺の女に手出すな
富澤さん…
富澤様!
すいません…富澤様のお知り合いとは
知らずに…
本当にすみませんでした!
男の人たちが去り
小娘すまねぇな…俺がそばに
居なかったから
そんな…大丈夫ですよ
ちょっと足は怪我しちゃいましたけど笑
お前…ちょっと所じゃねぇだろ
大丈夫ですってこれぐらい
富澤さんが私を持ち上げた
えっ…ちょっと富澤さん!
下ろしてください!
何言ってんだ流石にこの足じゃ
帰れねぇだろ
だから俺に捕まってろいいな?
どうして…そこまでしてくれるんですか
私…人間の女ですよ?
確かに俺はお前の事は嫌いだ
だけど仮の恋人だから仕方がねぇだろ
…
だから大人しくしてろ
はい…
そしてしばらくしてお屋敷に着き
ほら着いたぞ
スースー…
って寝てんのかよ…
あれっ?富澤早かったな帰ってくるの
って…なんであなたちゃん
抱っこしてんの!?
お前まさか…
んなわけねぇだろ
だよな笑
んっ…
富澤さん…
やっと起きたか
もう着いたぞ
ゴメンなさい…私つい寝てしまって
別に気にしてねぇよ
それよりあなたちゃん足の手当てした
方がいいよね
はい…
じゃあそこ座って
分かりました…
椅子に座り
じゃあ手当てするね
はい…お願いします
手当てが始まり
そう言えばあなたちゃん
はい…
あなたちゃんはさ俺たちの事
怖いとか思わないの?
えっ?
いや俺たちもさ人間の姿とはいえ
動物だからさ
それにこの屋敷に住んでるのは
クマの俺と狼の富澤だよ?
人間の世界じゃ怖がられてるでしょ?
私は…好きですよ
クマも狼も
だってカッコイイじゃないですか
なら…良かった
よし!これで手当て完了
ありがとうございます
ちょっと歩くのには不便かも
しれないから気をつけてね
はい!
今回はここまで
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