夜になった。
松代さん──母さんの作ったご飯は、とっても美味しかった。
あと、松蔵さん──父さんにあった。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
なるほど。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
六人でぞろぞろと銭湯へ行く。
と、とりあえず、十四松は野球部なんだな。
少し意外だった。真面目そうだし。
確かに、わかるような…。
トド松って、口調や仕草が少女っぽいっていうような、あざとい?
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
…賑やかだな。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
家に帰った。
寝る時間。
パジャマは、全員一緒の青いパジャマ。
布団をしく、んだけど……。
そう、長い。
六人すっぽり入るような、長い布団なんだ。
なるほど。
どうやら、この長さが普通だと思っていたらしい。
……もしかして、僕のせいで話がややこしくなってる?
えっと確か、僕は四男でチョロ松…兄さんと十四松の間。
みんなが布団に入る。
部屋が暗くなる。
この状況は……。
寝る!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。