トト子ちゃん……?
魚でト……。
あんま読まないのに、なんでそう思ったんだろう?
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ピンポーン
中から女の子が出てきた。
ハッキリ言って、とても可愛い。
トト子ちゃんの目が、俺に止まる。
なんと、トト子ちゃんはその場で泣き出してしまった!
よろよろと立ち上がると、トト子ちゃんは奥へ行ってしまった。
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そのあとは、色々すごかった……。
トト子ちゃんの家族の影響力よ!
魚屋ということで、町中に直ぐに俺が見つかった事が知れ渡った。
六つ子ということで、(悪童としても)俺らは有名らしく、大騒ぎだった。
考えたくもない……。
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家で、呆れたように言う母さん。
みんながトド松を見る。
母さんがかごバッグを差し出した。
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商店街に着く。
老若男女問わず、結構人がいる。
白菜と卵と豚肉をクリアする。
その間にも、会う人会う人にまあ、色々言われた……。
肉屋に行く。
ところが、肉屋にはないんだと。
あれ?トド松。
いつの間に。
……おそ松兄さん。
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あとは鮭だけ。
ということで、トト子ちゃんの魚屋に来ている。
指定された金額を払う。
俺達は手を振って、帰路についた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!