京本side
しばらくすると、あなたが帰ってきた。
顔が腫れててお子ちゃまみたーい。笑
小さい頃思い出すなー。
『 あなたちゃ〜ん?大丈夫〜? 』
生田「 まじ変なことすんなよ 」
『 はいっ、 』
森本「 あなた夏バテなの?熱じゃなくて? 」
生田「 たぶんどっちも 」
橋本「 ... あたまいたい、 」
森本「 あっ、おかゆ用意してるからね〜 」
田中「 部屋入って着替えてきな 」
橋本「 ん、 」
いつもよりはるかに口数が少ないし
体調悪そうだし ... 大丈夫かな。
コンコン
『 あなたー、入っていい? 』
橋本「 いいよお、 」
『 はいおかゆ。熱はかる? 』
橋本「 ん、 」
ピピピッ ピピピッ
森本「 お、あなたどうだった? 」
『 39.2度だって、 』
森本「 うおーう 」
『 おかゆ食べる?はいあーん、 』
橋本「 あーん、 」
... 不覚にも、可愛いと思ってしまった ... 。笑
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♡10で次話
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。