第223話

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2020/07/12 11:42
あなたside





















また起きたら、少しずつ馴染んできた家の




天井が見えた。


























『 ... あれ、 』


























外はすっかり暗くなっていて肌寒い。




そばにおかゆの食べ残しと水があって、




記憶が追いつくまで少し時間がかかった。





















コンコン






『 はーい、 』




松村「 あなた起きた? 」




『 起きたよ、 』




松村「 入るね 」




『 ん、 』




松村「 下降りる? 」




『 うん 』




松村「 あ、じゃあそこの体温計で熱計って 」




『 りょかい、 』


























北斗が出ていってからもなんか変な気持ち。


























ジェシー「 あっ、あなた起きた。大丈夫? 」




『 大丈夫。少し下がったよ 』




森本「 何度? 」




『 37.7 』




京本「 良かったあ。明日には治るといいね 」




『 うん ... 』




京本「 えっ、どうしたの? 」




『 ... また、迷惑かけちゃったなぁって 』




田中「 ? 」




『 なんかさ、自分でも嫌なんだよ。すぐ体調崩しちゃって。みんなに迷惑かけちゃって、すごく申し訳なくて 』




松村「 んじゃまずさ、適度に休めば? 」




『 いやだって、 』




松村「 分かるよ、あなたが多忙なのは。だけど適度に休まなきゃ体壊すって 」




森本「 そーだよ。体大事にしなきゃ 」




『 ... ごめん、 』




ジェシー「 はい!反省したところで配達屋観ようぜ!! 」




髙地「 切り替え早いな笑笑 」




京本「 観る!!俺それめっちゃ頑張ったもん!! 」




『 ... 明日の仕事、休もうかな 』




松村「 それがいいよ。どうせ雑誌のインタビューっしょ? 」




田中「 そーいや明日、髙地とあなた有吉ゼミじゃん!! 」




髙地「 そうだよ忘れんなよ!笑笑 」




『 笑笑 』


























やっぱ仕事が多いのも幸せだけど、




休みとの両立も大事だなって思った




24歳なりたてです。


























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