松村side
しばらくして、あなたが帰ってきた。
それと一緒に、1人の女の子が入ってきた。
... 顔が幼いな。高校生?
だったら、あなたのマネージャー?
橋本「 この子、私のマネージャー 」
若林「 若林みりいです♡みりいって呼んでください♡ 」
京本「 あっ、、、お話は伺ってます。SixTONESの京本大我です 」
田中「 同じくSixTONESの田中樹です 」
森本「 森本慎太郎です 」
ジェシー「 ジェシーです 」
髙地「 髙地優吾です 」
『 松村 ... 北斗です、 』
若林「 みなさん、よろしくお願いします!! 」
全-松村「 よろしくお願いします、、、 」
うわぁ ... ぶりっ子だぁ ... 。
本当に、この子がSixTONESに入るの?
信じられないし、信じたくない。
正直、今若林さんがSixTONESに入ったら、確実に
干されるし売れなくなっちゃうしSixTONES自体が
壊れてしまう。
メンバーも全員ドン引きしてるし。
... ふと、あなたの様子がおかしい事に気付いた。
灰色の部屋着の裾が、赤く染まっている。
『 あなた?何かあったの? 』
橋本「 へっ、?な、何にもないよ? 」
『 右腕見せて 』
橋本「 いっ、、いや、いいよ 」
『 いいから 』
橋本「 っだい、!!! 」
京本「 ちょっと、あなたその腕!!! 」
森本「 ちょっとどうしたの!?ねぇ!! 」
ジェシー「 うわっ!! 」
髙地「 あなた!?!? 」
田中「 えっ、、、 」
『 ... どうしたの、これ 』
橋本「 来ないで、殺されちゃうから、!!!」
そこにあったのは、血まみれの右手首。
... 若林さんだな。
てか何、「 殺されちゃう? 」
前を見ると、カッターを片手に持った若林さんが
死んだ魚みたいな、でも殺気を帯びた目で
見下していた。
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♡10で次話
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。