きっかけはちょっとしたことだった
そう、"ちょっと"した事
考え事をしてただけ
少し、考え事をしてただけなんだ
友達と話してた
私もその時は中慎ましく笑っていた
この言葉から全てが始まった
美晴はみんなからの人気者
確かに美晴がこのまま私の味方をすると美晴まで悪く言われる
この日を境に、美晴と話さなくなった
毎日してたL〇NEも
今じゃあの日から何も変化なし
あの二人が陰口を言ってるのはわかっていた
美晴は部活が同じせいか反発できず
今も3人で行動している
陰口はさらにヒートアップした
クラスの人からは無視され
今じゃ孤立状態
部活の友達も無視されるのが怖いせいか
私から離れていった
クラスが同じ吹部の子がある日言った
「合唱コンクールの日、ピアノ失敗してたんだよね」
言葉はクラスの全員に広まり
罵声が始まった
「お前さえ成功してれば優勝してたかもしれない」
「お前が間違えたせいで俺らは優勝を逃した」
「お前が悪い」
「お前のせいだ」
「責任とれ」
「お前さえいなければ」
「お前なんて死んでしまえ」
「クラスの邪魔」
いわゆる虐めというやつに私はあっているのだろう
このまま私は最高学年、3年生へと進んだ
いじめは収まることを知らない
ヒートアップし続けた
ハイキューキャラ一人もいないだと!?
あ、来週入試☆
(´▽`) '` '` '`
…やだぁぁぁぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。