タッタッタッタッ
絶賛
迷子の子猫ちゃん状態です!(*ゝ`ω・)
ていうかココハドコナンデスカ
一人で寂しいんですけど( ´_ゝ`)
どんどん襖を壊して←えっ
前に進んでいく。
そしたらいつのまにか
部屋に入っていた
この部屋は
そこらじゅうに花や草が生えている
まるで、地上に来たみたいな。
よく見ると灯りは天井中心部分にある
「光の塊」のようだった。
私が構えていると
真っ正面にあったベールに包まれた
ところから誰かが出てきた。
そうやって私に話しかけ続ける子供は
紛れもなく柊華だった。
髪の色。話し方。
でも、目の色、髪型は少し違うし、星型の痣もない。
それに、目にしっかりと
『上弦 伍』と刻まれている。
ヒュッ
怒りが込み上げてきた私は
星の呼吸 参の型 彗星
で、手前から素早く後ろに移動し
頚を狙う
無数の光でできた光の塊が私に向かって
飛んでくる
それを咄嗟に避ける。
さっきと違って
光の粒が無数に飛んでくる。
さらにちょーーー尖ってる
広範囲に刀を回し振るい
刀を盾のようにする。
コロコロ
実を言うと連続で技を出しすぎて
体力がどんどん消耗されていっている。
今この間になるべく回復をしたい
鬼の姿でも、呼吸を使うことが?!
そんなの、私の体持つかぁ?!
私は急いで飛んで避けようとする。
でも、この技は
上にも斬撃が来る広範囲の技だった。
どうやら、先程の光の粒が飛び散っているようだった。
これは流石に避けられなくて
下に攻撃を受けながら降りていく。
小さい粒が顔にも、足にも腕にも
当たりそこらじゅうから血が出てきている
トンッ
ヒュッ
私が、降りた瞬間に物凄い速さで
横腹、太腿、腕、胸などが
深く斬られる。
ドサッ
そのせいで床に前屈みで倒れてしまう。
このままでは、殺されてしまう。
あぁ、血が沢山出てきて、
痛みもたくさんある。我慢できなくて泣いちゃう。
結局何で私はここ来たの?神様は何で連れてきたの?
炭治郎、優しかったな
善逸、たまに変態が炸裂して面白かった
伊之助、意外と優しくて、頼れたなぁ
詩月、好きだったな。大好きだった。
全然柊華のこと、弱められなかった。ごめんね。
さようなら…………
しのぶさんが…死んでしまった。
しのぶさんは最期まで、戦えるまで
戦ったはずだ。そう簡単には死なない。
それなのに、私は……
ヒュッ
グググ
いままでにない速さで
後ろに回り込み、そして頚に刃を
入れ込む
柊華が、私の、お腹に刀を刺す。
ザンッ
ゴロゴロ
バタンッ
柊華の体も、頭も、塵になって消えていくのが
うっすら見える。
私も、もう死ぬ。最期に詩月にあえなかったな。
大好きな人に会えないんだな。
サラッ
柊華が完全に消えた直後に
あの人の声が聞こえた。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。