第26話

廿弐
367
2019/12/24 10:04
You
You
頚が帯?!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
うじゃこらうじゃこらと湧いてくるわね!!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
でもまずは醜い糞餓鬼が先よ!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
あなた今は動くな
You
You
…なんで?
私は炭治郎が息をしていないことが分かった
だから助けに行こうとしたんだ
だけど、詩月に止められてしまった
ギャギャギャギャ
刀が帯に反撃している音が聞こえる。
早く、早く助けなくちゃ……!
You
You
炭治郎が息してない!助けなくちゃ!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
……炭治郎は死にそうなところで息をする
You
You
なんで分かるの??
霧嵬詩月
霧嵬詩月
……分からない。でも、そうなる
絶対に、だから安心しろニコッ
You
You
っ……
私は詩月のその微笑みに負けてしまった
ドン!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
それで止めたつもり!?
弾き飛ばしてやる!!
だめ、やっぱり助けに行かなくちゃ!!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
大丈夫だ
You
You
帯が全て斬れてる……
私達が炭治郎に驚いていた時だ
竈門炭治郎
竈門炭治郎
ゴホッ
You
You
っ!!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
っ!!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
グッ···ゴホッガハッ
You
You
刀を構えておこうカチャ
霧嵬詩月
霧嵬詩月
あぁ
堕姫(梅)
堕姫(梅)
惨めよね
人間っていうのは本当に
堕姫(梅)
堕姫(梅)
どれだけ必死でも
所詮この程度だもの
気の毒になってくる
堕姫(梅)
堕姫(梅)
そうよね
傷も簡単には治らないし
そうなるわよね
堕姫(梅)
堕姫(梅)
お返しにアンタも頚を
私達が頚を斬りに行こうとしていた時だ
私たちの前に出てきて
鬼の頚に向かって足を上げたのは
堕姫(梅)
堕姫(梅)
斬ってやるわよ
ドゴォ
You
You
··········( °_° )
霧嵬詩月
霧嵬詩月
··········( °_° )
禰豆子だった
竈門禰豆子
竈門禰豆子
ヴ━━━━━ッ
竈門禰豆子
竈門禰豆子
ヴ━━━ッ
You
You
禰豆子……ちゃん
竈門禰豆子
竈門禰豆子
ううゔっ
竈門禰豆子
竈門禰豆子
ううゔっ
霧嵬詩月
霧嵬詩月
怒ってるのか…?
堕姫(梅)
堕姫(梅)
よくもやったわね
アンタ···!!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
そう
アンタ、アンタなのね
堕姫(梅)
堕姫(梅)
あの方が言ってたのはアンタなのね・・・・・・・・・・・・・・・・
You
You
あの方って…?
霧嵬詩月
霧嵬詩月
鬼舞辻無惨のことだ
炭治郎はまだ咳をしている
血も吐いている
でも、禰豆子ちゃんは
鬼に向かって足を進める怒りの表情を見せながら
霧嵬詩月
霧嵬詩月
俺は禰豆子の様子を見とく
あなたは炭治郎の様子を見とけ
You
You
わかった
私は詩月に言われた通り炭治郎の元へ来た
You
You
炭治郎大丈夫??
竈門炭治郎
竈門炭治郎
ゴホッゴホッゴホッ
竈門炭治郎
竈門炭治郎
ごめんゴホッ
大丈bゴホッじゃないゴホッゴホッガハッ
You
You
喋らなくていいから!
バタッ
そのまま炭治郎は気を失ってしまった
You
You
ど、どうしよう……
ドゴォ!!
You
You
っ!詩月!!
You
You
……炭治郎は少し眠っててもらおう
霧嵬詩月
霧嵬詩月
俺たちが参戦したとしても
帯が邪魔だどうするか
You
You
禰豆子ちゃん…腕が
ギュルッ
You
You
え?
霧嵬詩月
霧嵬詩月
上弦より……速い…?!
それから禰豆子には
右側に角が生え
葉っぱの模様の痣が出てきていた
それに、竹の口枷も外れていた
禰豆子はすぐに蹴ろうとしたでも
また斬られてしまった
堕姫(梅)
堕姫(梅)
次は頚よ!!
私達は禰豆子の足が再生されていたのを見た
その直後禰豆子は足で鬼を踏み付けにした
You
You
再生速度が速すぎる…!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
げうっ···!!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
今なら頚斬れるか?
You
You
多分
霧嵬詩月
霧嵬詩月
じゃあ行くか
You
You
詩月よろしくね
堕姫(梅)
堕姫(梅)
っ!無駄…よっ!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
っと〜
堕姫(梅)
堕姫(梅)
どけ!!
このガキ!!
禰豆子ちゃんは鬼による攻撃で
頚・手足が切断されてしまった
だが
ボッ!
堕姫(梅)
堕姫(梅)
ギャアアッ!!
鬼に火がついた
禰豆子の切り離されたはずの身体は
全て元どうりになり
また鬼を踏み付けにしていた
さすがに止めないと…!
ドガッ
You
You
っ!!
早く止めに行かなくちゃ
霧嵬詩月
霧嵬詩月
っあ!あなた!
モブ
ギャアアッ!!
You
You
早く早く行かなくちゃ···!
その時私の目の前を炭治郎が通った
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作者
作者
※禰豆子ちゃんの実際の表記ネの方です

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