第29話

廿伍
278
2020/02/08 04:44
妓夫太郎
妓夫太郎
妬ましいなぁあ
お前ら本当に
妓夫太郎
妓夫太郎
いい奴らじゃねぇかよ
なぁあ
妓夫太郎
妓夫太郎
人間庇ってなぁあ
格好つけてなぁあいいなぁ
妓夫太郎
妓夫太郎
そいつらにとって
お前らは命の恩人だよなあ
さぞや好かれて感謝されること
だろうなぁあ
You
You
人を守るのは当たり前のこと…。
さっきから妬ましいとかばっかしか言ってない
けど何かあったのかと心配になった
宇髄天元
宇髄天元
まぁな
俺は派手で華やかな色男だし当然だろ
宇髄天元
宇髄天元
女房も三人いるからな
You
You
それ自分で言うんですね…笑
妓夫太郎
妓夫太郎
お前女房が三人もいるのかよ
妓夫太郎
妓夫太郎
ふざけるなよなぁ!!
なぁぁぁ!!
許せねぇなぁぁ!!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
あなた…油断しちゃだめだ
You
You
分かってるよ
妓夫太郎
妓夫太郎
血鬼術  飛び血鎌
その後
薄い刃のような血の斬撃
が沢山出てきた
You
You
雪の呼吸
肆の型 氷血
これだったら人に害がなく妓夫太郎の血鬼術
を止めることが出来ると思い
私は刃を氷のように冷たくして
血の斬撃に向かって刃を向けた
ピキンッ!!
すると予想していた通り
血が固まった
だが……
妓夫太郎
妓夫太郎
そんなんじゃ飛び血鎌は
止められないからなぁあ
ドン
You
You
なっ……!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
わっ
モブ
キャアアッ
宇髄天元
宇髄天元
逃げろ!!
身を隠せ!!
モブ
はっはい
なるほど…下におろして飛び血鎌を
避けるということか
妓夫太郎
妓夫太郎
逃がさねぇからなあ
霧嵬詩月
霧嵬詩月
曲がる?!
妓夫太郎
妓夫太郎
曲がれ
飛び血鎌
ギュル
今、詩月曲がること分かってた?!
そんなことより…宇髄さんが!
いや…考える時間に費やして足を止めるな
自分を犠牲にしてでも柱のことは守らなくちゃ
そう思った途端私の足は自然に
宇髄さんの目の前に動いた
You
You
殺らせない!!
宇髄天元
宇髄天元
…あなた?!
ピキッピキッ!
とても冷たくなっている私の刀は
またもや血を固めただが、さっきの
動いたのを見てまた復活するだろう
だから……
You
You
雪の呼吸
参の型 氷柱串つららぐし
突き技で鬼自体の血を固める!
ヒュンッ
刃は鬼の頚一直線に向かったはずだった
はずだったんだ……
鬼は私の背後に回っていて
今にも刺されそうだった
クルッ
妓夫太郎
妓夫太郎
避けても無駄だからなぁぁあ
間一髪の所で避けた私に向かってきたのは
宇髄さんに向かっていた血の斬撃だった
You
You
避けてやるよ!!
霧嵬詩月
霧嵬詩月
ダメだ!あなたっっ!
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作者
作者
またもやお久しぶりの投稿( *°∀°* )
やっと1〜19巻まで揃いました!!
全巻を読んでいたのと絵を書いていたら
気付けばこんなにも間が…(゜Д ゜))ギャアア!!
作者
作者
それになんか、今知ったのが
『背景』というものがあって今後どこかで
使ってみたいですね(*^^*)
作者
作者
それではまた次の投稿で〜( ^_^)/~~~

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