恐らくこの斬撃は敵に当たって
はじけるまで動く斬撃。
避けるより斬撃を小さく受けて
消した方がいいかもしれない
私は飛び血鎌が少ししか当たらないぐらいの
場所目掛けて走った
ギュル
外に出るのは人がいるからダメだ
やっぱり当たった方がいい。
私はその場で止まった
飛び血鎌の動きを見逃すな
こっちに向かってきた瞬間に少し当たれば
いいだけなんだ。怖がったらアウト
勇気がある者勝ち!
スッ
ビチャ←飛び血鎌がはじける音(?)
頬が結構深く切られてしまった。
でもまぁ消えてくれたから攻撃が仕掛けられる
私は言われた通り
外に出て今居た建物の前方にあった建物の
屋根に飛び移った
その直後だ。
ドン という音ともに私が居た
2階の部屋の中がまぁ、大変なことになっていた
下から伊之助が多分私のことを呼んでいる
ドクンッ
少し息苦しい気がする
ただの疲れでしょ。
ドドドン
よく見ると宇髄さんは
顔色が悪くなっていた
ドン
炭治郎が2階から1階に降りてきた
これで全員集合だ
ドクンッ
息苦しい。まるで毒が回っているようだ
身体が動かなくなってきている。
(宇髄と鬼以外の全員)
!?
大丈夫。まだ全然動ける。
そうです、宇髄さん逃げたら情けない。
それはどうか分からないけど
毒が回っている状態でも多少動ければ
大丈夫。呼吸が出来ているなら…!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。