第18話

拾陸
605
2019/11/16 23:22
♣藤の花の家紋の家の部屋♣
宇随さんは
私は女の子だからと男子軍の部屋とは
別にしてくれた。
少しゆっくりしたあとに詩月が呼びに来た
霧嵬詩月
霧嵬詩月
あなた〜部屋来て
You
You
わかった〜
♣男子軍の部屋♣
そこにはガツガツと煎餅を食べている伊之助と
お茶を飲んでる炭治郎と善逸がいた
宇髄天元
宇髄天元
おっ来たな
宇髄天元
宇髄天元
遊郭に潜入したらまずオレの嫁を探せ
俺も鬼の情報を探るから
私が座布団に座った瞬間に
そう言われたすると善逸が
我妻善逸
我妻善逸
とんでもねぇ話だ!!
宇髄天元
宇髄天元
あ゛あ?
我妻善逸
我妻善逸
ふざけないでいただきたい
自分の個人的な嫁探しに
部下を使うとは!!
宇髄天元
宇髄天元
はあ?
何勘違いしてやがる
我妻善逸
我妻善逸
いいや言わせてもらおう
あんたみたいに奇妙奇天烈な奴は
モテないでしょうとも!!
たがしかし!!
鬼殺隊員である俺たちをあんた
嫁が欲しいからって
宇髄天元
宇髄天元
馬ァ鹿かテメェ!!
俺の嫁が遊郭に潜入して鬼の情報収集に
励んでたんだよ!!
定期連絡が途絶えたから俺も行くんだっての
またうるさい言い合いが始まったよ
でも、善逸静かになってるおわったか?
我妻善逸
我妻善逸
そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?
宇髄天元
宇髄天元
クソガキが!!
宇髄天元
宇髄天元
これが鴉経由で届いた手紙だ!!
そう言って宇随さんは善逸に向かって思いっきり
たくさんの手紙をなげつけた
我妻善逸
我妻善逸
ギャ──ッ
私は手紙の方に寄って行った
You
You
多いな
竈門炭治郎
竈門炭治郎
随分多いですね
かなり長い期間潜入されてるんですか?
宇髄天元
宇髄天元
三人いるからな
You
You
えぇ?!
我妻善逸
我妻善逸
三人!?嫁···
さ···三!?テメッ···
テメェ!!
なんで嫁三人もいんだよざっけんなよ!!
You
You
ちょっ!善逸·····っ!
我妻善逸
我妻善逸
おごえっ
宇随さんがついに善逸を殴った。
宇髄天元
宇髄天元
なんか文句あるか?
霧嵬詩月
霧嵬詩月
別にないですけど
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あの···手紙で
来る時は極力目立たぬようにと
何度も念押ししてあるんですが···
具体的にどうするんですか
宇髄天元
宇髄天元
そりゃまあ変装よ
不本意だが地味にな
お前らにはあることをして潜入してもらう
宇髄天元
宇髄天元
まぁ、あなた、お前は別だがな
You
You
え?
宇髄天元
宇髄天元
俺の嫁は三人共優秀な女忍者
くの一だ
花街は鬼が潜む絶好の場所だと
俺は思っていたが
宇髄天元
宇髄天元
俺が客として潜入した時
鬼の尻尾はつかめなかった
だから客よりももっと内側に入ってもらったわけだ
霧嵬詩月
霧嵬詩月
え、客として潜入したって……=͟͟͞͞(꒪⌓꒪;)引。
宇髄天元
宇髄天元
別になんもしてねぇよ(╬´^ω^)
宇髄天元
宇髄天元
すでに怪しい店は三つに絞っているから
お前らはそこで俺の嫁を探して情報を得る
宇髄天元
宇髄天元
ときと屋の「須磨」

荻本屋の「まきを」

京極屋の「雛鶴」だ
You
You
ほんとに三人いるんだ…
嘴平伊之助
嘴平伊之助
嫁もう死んでんじゃねぇの?
すると宇随さんは善逸より強そうな力で
伊之助を殴った
その後に
家の方がご入用の物を持ってきたので
私は取り敢えず部屋に戻った

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