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第20話

六話
ななもり視点


俺は家に帰るとすぐに自室に戻った


布団に潜り込む、



ダメだよね、


お兄ちゃんが休んだりしたら


全部さとにぃに任せたりしたら


さとにぃだって辛いのに


なんで俺ってこんなにも弱いの?


もっと強くなりたいのに


どうしていつも逃げちゃうの?


なんで誰も助けられないの?


どうして弟も守れないの?


頭がパンクしそうなくらい出てくる疑問


答えがない


答えが欲しい



コンコン



扉がなってるぅとくんが入ってきた
るぅと
るぅと
ななにぃ、ご飯だって
ななもり
ななもり
いら、ない
るぅと
るぅと
でも、ちょっとは食べた方がいいってさとにぃが((
ななもり
ななもり
いらないっていってんだろ!
るぅと
るぅと
え………うわぁぁぁぁああぁあん
ななもり
ななもり
ぁ………るぅとくん?……
俺は弟に怒鳴ってしまった



自分の疑問が解決しないのが苦しかった


そんなことで弟に当たる


もうダメだよね




俺は急いでるぅとくんに駆け寄った



声をかけても泣き止んでくれない
るぅと
るぅと
ななにぃなんてきらぁい……うわぁぁあ
ななもり
ななもり
ごめんね、るぅちゃん、大丈夫だよ、俺怒ってないから、ね?
俺がるぅとくんの背中に手を回した時



どん!


るぅとくんに突き飛ばさてしまった


何故かよみがえってくる過去


なんで俺が怖がってんの?



すぐにさとにぃが来てくれた


さとにぃはるぅとくんを泣き止ますと


下に連れていき



また上に戻ってきた



俺はその1連を眺めていた


何も出来ない自分の臆病さが


滲み出てる感覚


おかしくなり始める呼吸



どこからが聞こえてくる笑い声



震える手



震えるからだ


何もかもが嫌になる



さとにぃに嫌われる


みんなに嫌われる


わかっている


あんなことをしてしまったんだから


でも怖くて怖くて


思えば思うほど


整わない呼吸


頭の隅にあった記憶が



目の前にあるみたいに


今怒っているみたい



















誰か助けて