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第17話

三話
『うぁぁぁあぁぁぁああ』


体育館にはジェルくんの鳴き声だけが響く


何があったのか


近づいてみると


女の先生が


ジェルくんを怒っていた


しかも大きい声で


そんなことしたら


ジェルくんが怖くなるのは当たり前


入学した時から言ったのに
ななもり
ななもり
ぁ………
さとみ
さとみ
なーくん?
俺が立ち止まるとさとにぃはこっちに来てくれた


まただ


また人が怖い


先生の怒鳴り声が聞こえた瞬間


恐怖が襲ってきた


苦しい、


俺はその場にしゃがみ込みまたフラッシュバックを起こしてしまった
保健室の先生
保健室の先生
ななもりくん?
さとみ
さとみ
すみません先生なーくんお願いします
保健室の先生
保健室の先生
わかったわ
ななもり
ななもり
ぃやッ…………だいじ……ぶ……だから、……
保健室の先生
保健室の先生
大丈夫よ、怖くなーい怖くなーい
今日で二回目のフラッシュバック


もう疲れた


頭もガンガン痛む


喉だって苦しい


もう、嫌だよ


誰か、助けて
ふらっ




















ばたっ
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さとみ視点


なーくんが今日二回目の発作を起こした


今はジェルか、なーくんか


どっちを助けてればいいか分からない



悩んだ末



俺はなーくんを先生に任した


なーくんはそのまま倒れたらしい



一息付き


ジェルの元へ走っていた
ジェル
ジェル
いやぁぁぁあぁぁあ
モブ
モブ
いい加減黙りなさい!!
さとみ
さとみ
やめてください
モブ
モブ
は?いまは私が見ているの!こんなのは甘えよ
この先生は何を言ってるのだろうか


これが甘えのわけない


ジェルはこんなにも辛い思いをしてるのに


大人は


自分勝手すぎる
さとみ
さとみ
ジェル大丈夫大丈夫
ジェル
ジェル
いやっいやっ
さとみ
さとみ
いやだねぇ、苦しいね、大丈夫だよ、お兄ちゃんがいるからね
ジェル
ジェル
にっ、ちゃん、、ぁぁぁあぁぁ
ジェルは


俺かのことはわかっているらしい



でも恐怖が抑えられないのか


また泣いてしまった
ジェル
ジェル
あ”あ”あ”
さとみ
さとみ
よーしよし
ジェル
ジェル
うぅぅぅ、うあ"あ"あ"
一向に落ち着きそうにないジェル


そんなジェルを睨む先生



周りの子達


俺は無力すぎる


大事な兄弟すら守れない


なーくんも苦しい思いをしている


そんなこと思うと


涙が出てくる


何故かリスカがしたくなった


いつも落ち着かない時にやっている



やれば落ち着くから


でも今はダメ


みんなが見てる


みんなが


俺は
























何も出来なさすぎ