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第16話

二話
ななもり視点


次の授業は数学、


俺が教室に行かないといけない時間


さとにぃは何も無かったように帰ってきた


俺も大丈夫


自分にそう何度も言い聞かせる


そうしないと怖い


そんなこと思っているうちに


もう教室の前に着いてしまった


入りずらい


でも!


俺は恐る恐る戸を開ける


がらがら


開けた瞬間、みんなの視線が俺に集まる


みんなが俺の悪口を言っているみたい


言っていないことはわかってる


でも、怖くて怖くて


俺は、その場にしゃがみこんだ


色んな人が近づいてくる


殴られる


そう思うと、呼吸がおかしくなる


酸素が上手く吸えなくて頭が痛くなる
ななもり
ななもり
…ヒュッ……ハッ……カヒュ…ヒューヒュー……ゲホゲホッ
モブ
モブ
大丈夫?
ななもり
ななもり
いやっ……ゴホゴホッ……ヒュッ…ハッハッ……
いやだ


怖い、みんなが俺の事を迷惑だと思っている


俺はみんなに迷惑をかけてる


怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
保健室の先生
保健室の先生
ななもりくん?
さとみ
さとみ
なーくん?
ななもり
ななもり
いゃ……ポロポロ……こな…で、、ゲホゲホ
さとにぃと、先生が来たのはわかった


でも怖いから


いつもみたいに、顔を見れない


俺は手をバタバタとさせながら


呼吸を整えようとする


でも上手く整わない


苦しくて涙も出てくる


もう、何もかもが怖くて


何もかもが辛い


いやだ、こんなこと


辛くて、苦しいよ
ななもり
ななもり
たすゴホゴホッッ……け………ケホケホ……フッ
さとみ
さとみ
なーくん落ち着いて、ゆっくりしような、怖くない怖くない
ななもり
ななもり
ふぅ…ヒクッ……グスッ……ゴホゴホ
少しは落ち着いた


でも頭がガンガンと痛む


苦しい、みんなが喋ってて


頭に響く


うるさい


喋らないで


痛いから、辛いから


お願いだから、俺に近づかないで
ななもり
ななもり
ぅぅ……グスッ……ぃあぃ……
さとみ
さとみ
あー、頭痛いな、大丈夫大丈夫
さとにぃは優しく


背中をトントンと叩いてくれる


安心する


俺は、お兄ちゃんだから


迷惑かけたくないのに


さとにぃも苦しい


みんな苦しい


俺だけじゃない


さとにぃは、みんなを見ないといけない


俺が甘えちゃダメなの


おれは、がまんしないとだめなの


おれは、おにいちゃんだから
ななもり
ななもり
もっ……だい…ょうぶ…ニコ
さとみ
さとみ
大丈夫じゃないだろ、そんなに気を使わなくていいから
ななもり
ななもり
ほ…と……だ…しょう……だよ…
喋るのもしんどい


そんな時、


ジェルくんが、暴れてるらしい


俺は急いで行った


さとにぃも一緒に


ジェルくんが、危ないから