つい 勢い余って質問攻めしてしまった
焦って気持ちが落ち着いてなかったけど
ひょんじなが 私のために
またドーナツを一つ買ってくれた
気持ちが落ち着いたところで
私はゆっくりひょんじなに話した
私の幼馴染にばれてしまって
すごく心配されていること 。
そして ひょんじなが危険だって言っていたこと
私はひょんじなの目を見てそう尋ねた
ひょんじなに そう聞かれて戸惑ってしまった
どう思うか 、、
人を殺すことは悪いことだ
犯罪 絶対してはいけないこと
してて欲しくないけど
もししてたとしたなら
ひょんじなだから何か重要な
理由でもない限り
理由もなく無差別に
人を殺すような人じゃないことは
見ててわかる 感じる
そう聞くとひょんじなは
私の方に向き直ってこう答えた
やっぱりそうだよね 、
こんな優しいひょんじなが
人を何人も殺す殺人鬼なわけないもん
ひょんじなみたいなヤンキーの世界にいて
そんな場面に出くわさない方がおかしいし
その世界では人を殺すのも普通、、、、 なのかな、??
でもひょんじなが人殺しじゃなくて安心した
小さく笑いながらそう聞いてくる
私がそういうと
ひょんじなは
小さく首を横に振ると
" あなた ごめんだけどそれは違う "
なんだか切ないような顔をしてそういった
確かにはには いい人で
私の事すごく心配してくれてる
悪い人なのは悪い人なのかもしれないけど
ひょんじなは 根っからの悪人では無い
って 確信したの
今度は私が質問攻めされる ,
すると私の方に近寄ってきて
私の乗ってるブランコの紐に手をかけながら
私の前にしゃがんで
私の顔をのぞきこんだ
私が真相を確かめるために来た
そう言おうとすると
ひょんじながそういった
それは誰も言ってないけど ,
ひょんじなに限って私のことを襲うなんて、
しないはず
そんな予定は私の頭にはなかった
今にも すぐ手を出そうと思えば出せる至近距離で
そう言われる
それでも不思議と私の中に恐怖心は無かった
そういうとはぁっ と 溜息をつきながら
少し呆れ笑いをして
俺が心配だわ ㅎ って
言って やっぱり襲わずに私からすぐに離れたひょんじな
この人 何考えてるか分からないし
ドSすぎるから すぐ意地悪してくるし
ヤンキーだし この人の周りにいたら
きっと色々な危険なことに巻き込まれるだろうけど
でもやっぱり私のこの気持ち
恐怖心を抱かない この 気持ち
私は強い眼差しで
覚悟を決めて
ひょんじなにそう伝えてしまった ___ ,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
💞 絶対押してね!! ♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。