あ、どうもあなたです、、あたしは自分から話しかけるのが苦手でいつの間にか周りはグループの輪ができていて、もう仲良くなる友達がいなくなってしまったあなたです。はぁ、
今年もぼっちか……。
そうあたしは友達がいない。
今日もぼっち飯を今楽しんでいるところです
周りの女子はクラスのかっこいい人のことを話している、国見英くんだっけ?確かにかっこいい、それに結構ほかのクラスでも人気っぽいし
そんな人がうちのクラスに居るんだと少しすごいと思いながら女子の話を静かに聞いていると
女子が騒がしくなった。なんだと思い女子の方を見ると、
国見くんが弁当を持って教室に入ってきたのだ
すると、
モブ子「国見くんうちらとお昼食べない?」
国「いや食べないし、食べる人いるから」
モブ美「えーそうなんだ、残念〜」
国「じゃ。」
そんな会話聞こえてきてそっちに目を向けてみると
( え?気のせい?こっちに国見くんが向かってきてる気がするのは、?いやいややっぱ来てない?え?え?)
あたしの頭はすごく今混乱している、てかまぁ、あたしには用はないよね、ボッチだし……。
「ねぇ……」
「……?は?」
国「よかったら一緒に弁当食べない?」
私「え?え?あっ、ン?」
え、待ってほんとにこっち来たんだけど、しかも昼食を一緒に!?え?あたしてボッチじゃ?なかったけ?あれ?と戸惑っていると…
国「ダメなの、ダメじゃないのどっち、」
私「アッハイ、ドゥゾッ……!」
国見くんがあたしの前の席の子の椅子に座ってあたしの机の上に弁当を置いてきた、というか、周りからの視線が痛い、痛すぎる、。
うわっ、モブ子さん達になんか睨まれたって、怖っ、女子怖っ、
「………………」
国「……」
私「……」
え、いやいやめっちゃ気まずいんだけど、どうしよう、何か話した方がいい感じ?え、
国「ねぇ、」
私「ハっはい!」
国「いやそんな、驚かなくても、、」
私「ごめんなさい、」
国「いや別に謝らなくていい、てかあのさ1人って寂しくないの?」
私「、、え?」
国「いやだって、いつも1人じゃん寂しくないの?」
私「え、あぁ、まァ寂しいですね」
国「へー。」
いやなぜにそんなこと聞いてきた?めっちゃ言いずらいというかさ!?いきなりなんだい?
てかなんか改めて落ち込むよ、しかも反応薄いしどう反応したらいいの、、てかこの子食べる人いるんじゃなかった?
私「国見くんさ、食べる人いるんじゃなかった、?行った方がいいんじゃ……?」
国「?……あぁ、あれ嘘、てか今松浦さんと食べてるじゃん」
私「え、あたしの苗字、あっ、てか嘘なんですね、あたしと食べてていいんですか?」
国「は?なんで?別にいいじゃん。それとも俺と食べるの嫌だった?」
不機嫌な国見くんの目と目が合う。
なんか怖い、
私「いや!別に一緒に食べるの嫌じゃないです!!むしろ寂しくなくて良いです!!……あ、」
やばい、あたしのバカっ!?めっちゃ恥ずかしいこと言っちゃったよ!?ヤバいって、オワタ、
国「ぷッ、…wククッwww松浦さんて面白いねwww」
私「へ?」
めっちゃ笑われたんだが……
国「あっ、俺食べ終わったからもう行くね、じゃ、」
私「あっ、はい」
なんだったんだろう嵐だ、あの子絶対嵐だよ!?
てか国見くんてすごくクールでだるそうなイメージだったのになんかそのイメージちょっと無くなったんだけど、あっ、てか周りからの痛い視線がグサグサ刺さってくる、うぅ
てかそろそろ昼休み終わるじゃん、片付けよ。
と、席から立った時、
モブ子「ねぇ、あんた国見くんとどんな関係よ」
私(うわぁーめんどくさいのきちゃった)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!