第3話

#3
206
2018/06/05 16:20
ある休日

優雅に過ごそうとしていた1日
ピンポーンと鳴り響くだけで
警察官の人たちが

銃の準備をする
それほどお金持ち
だが警察官の人たちは

誰が来たかを言われたら

すぐに銃を元の場所に置いて

外で訓練の練習をする
雪下 ひろ
雪下 ひろ
お嬢様...莉音様がお見えです
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
あら?めずらしく
いいわ上げてちょうだいあっ私の
部屋に呼ぶから入ってこないでね
雪下 ひろ
雪下 ひろ
かしこまりました。
くれぐれも男の話はしないように
チュッ...
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
んっ...//
分かっているわよ
雪姫莉音
雪姫莉音
りりぃ久しぶり
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
えぇ珍しいわね...突然来るだなんて
〜莉音Side〜
雪姫莉音
雪姫莉音
りりぃは優雅に椅子に座りながら
足を組み紅茶を飲む...
アニメの世界に出てきた人みたいだ
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
口に出てるわよ
雪姫莉音
雪姫莉音
えっあっ!?ごめん
ほんとにその通りなんだな...

りりぃは何をするにも完璧だし

小学生の頃からみんなの憧れで

そして全校で一番モテて

それにお金持ちで

6年生の時私とりょうとりりぃで原宿に

いったらりりぃとりょうは美男美女

カップルとしてニコプチに載ってた

私なんか目も向けられず...
なんでも持ってて

私には叶わない存在だった
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
それで?何かあってここに
来たんじゃないの?
雪姫莉音
雪姫莉音
うん...
雪姫莉音
雪姫莉音
りりぃ!私ね!
りりぃが危ない恋をしてるのかと思ってるの
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
えっ!?
りりぃはあまりの突然さに

お茶をこぼしそうになってる
雪姫莉音
雪姫莉音
落ち着いて聞いてね
私ねこの前本屋さんで本を見てたら
りりぃの車を見たの
それで本屋さんの前に止まって
車の窓からりりぃと執事がキスしてたの
私見たのよ!
雪姫莉音
雪姫莉音
しかもその執事さん
さっきいたし
その人彼女いるんだよ?
渋谷でりょうと買い物に行ったら
その人と可愛い彼女さんが歩いてた!
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
何言ってるの?嘘つかないで!
私たちはそういう関係でも
あの人に彼女なんていないわ!
雪姫莉音
雪姫莉音
認めたね...
私はりりぃに辛い思いして欲しくない
雪姫莉音
雪姫莉音
幼なじみだもの!
りりぃの初恋がそんなふうになって欲しくないわ!それにアイドルでしょ?
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
幼なじみだもの!って
幼なじみじゃなかったらほっといてたんでしょ!もういいわ!でていって大っ嫌い
あんたなんか幼なじみなんかじゃない!
雪姫莉音
雪姫莉音
それでいいんだ...
私たちの友情がそんなものだったんだ!
そんな危ない恋私は認めない!
お嬢様と執事の関係は恋になんて発展しないわ!
最後にいうけど
これで終わりね...きっとりりぃが
幸せになってくれることを望んでるわ
さよなら
バタン
自分だけがハッピーエンドで
りりぃがバットエンドなんて嫌なのに
あの時彼女いるなんて言ったから
怒ったんだろうな
でも私は私だもの
りりぃに辛い思いして欲しくないそれが
私の今の気持ち
〜莉音SideEND〜
_______________
〜りりぃSide〜
ごめんなさい
辛い時にそばにいて欲しかったのに
気づけば
私は椅子から降りて
ベットの上で泣いていた...
コンコン
雪下 ひろ
雪下 ひろ
お嬢様...
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
なっに...ぐすっ
雪下 ひろ
雪下 ひろ
入りますね
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
ねぇほんとなの?
雪下 ひろ
雪下 ひろ
なにがですか?
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
あなたには彼女がいるの?
雪下 ひろ
雪下 ひろ
いたらどうします?
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
傷つくわ
雪下 ひろ
雪下 ひろ
幼なじみにも言われたでしょう
傷つく恋って
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
バカにしてるのね
雪下 ひろ
雪下 ひろ
まぁ
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
クビよ...あなたはクビよ!
リリィを馬鹿にする執事入らないわ
さっさと出ていきなさい!
雪下 ひろ
雪下 ひろ
は?
雪下 ひろ
雪下 ひろ
別に俺君を遊んだだけだよ?
それを求めたのは君じゃん
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
りりぃの言うことは絶対!
早く出ていきなさい、
ぴっーーーー!
警察
はいただいま!
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
こいつを追い出しなさい
警察
かしこまりました。
藤堂りりぃ
藤堂りりぃ
さよなら...ひろ...
私の初めての初恋の人

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