~中学生の頃
一番最初に口を開いたのは私をいじめてた女子だった
その後も一緒になって私をいじめてたやつは
『いじめなんてなかった』
『あなたが嘘を言ってる』
『注目されたいだけでしょ』
ってみんな知らないフリをした
話し合いの後先生に呼び出された
私には話す隙も与えずひたすらに罵る
メンタルがやられる
崩れ落ちそうになりながらも必死に耐えた
なんで、、いじめられてるのは私なのに
どうして謝らなきゃ行けないの、?
そう思いながら私は家に帰った
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あぁ、、次は親か、
親にも信じて貰えないのは分かってたけど
やっぱりそうだよな、、
もう毎日なのに
思い出しちゃダメだ、そう思ってもやっぱり
思い出してしまう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!