第20話

帰るだけ。
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2019/03/26 12:36
きっと今日も 、無視し合うんだろう。







朝起きれば、向こうも起きて来て、





ご飯食べてこよっか。



先に準備し終わった方が勝ちな。



忘れ物ない?





なんて話して。









家を出れば、


おはよう。って笑顔で迎えてくれて、


一緒に登校して。






学校でも、休み時間には話しかけてくれて。





保健室に行こうとしても、



頭悪くなるぞ。行ったら。


なんて引き止めてくれて。








あんなに当たり前だったのに、







もう目も合わせられなくて。







今日も、保健室に行く事になるだろう。

















『しょぉぐーん"…』




ほら、このザマだ。




紫耀「え"…またおるん」








紫耀には、全て話した。








廉が花蓮ちゃんと付き合ったこと。




喧嘩したこと。




廉のことを、まだ諦められないこと。








紫耀「じゃあ…今日一緒に帰ってやるか?」





『え、いいの?』





紫耀「おん…。」








よし、これなら最後の1時限がんばるしかないな。





愚痴を聞いてもらえるんだからね。







紫耀「帰り、玄関のとこで待っとき」




『ラジャーぁ』








保健室を出て、




クラスに入り、

廉の席の横を通って席に着く。




はずだったのに…





廉「なぁ、…」





ガシッと掴まれた手首。





『え…、』






廉「また紫耀ってやつと話してたん?」




『別に、いいじゃんっ…』





そんな事言いたくないのに。





素直になりたいのに。





廉「なんか、…ごめんな。この前」





謝ってくれた。





『こ、ちらこそ…ごめんなさい』





廉「あんま話さんとってや。」





『紫耀と、?』





廉「おん……」





『ぇ、で、でも…』




廉「あ、今日は一緒に帰れへんわ。用事。」






『あぁ、…うん。』





一緒に帰る約束しちゃったけど…。





廉が用事あるなら、いいよね…。






紫耀と一緒に、





帰るだけだもん 。










__________


ごめんなさい!

話が飛んでました…!!!


途中の話も投稿したので、そちらからまたご覧下さい!!


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