第8話

勘違いするし。
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2019/03/11 08:13
ご飯も食べて、お風呂に入る





なんだか今日の出来事が、突然すぎて。



なんか考え事しちゃってる。




なにを考えてるのかわかんないけど、



廉がいるんだぁ…って。





やっぱり廉といると、楽しいなって。












なんだかんだで、お風呂から上がれば






21:55




『ぅわお 、やべっ!着替えしないと』




急いで着替えて、髪を拭いていたら





ガラッ





廉もお風呂上がりなのか、髪は濡れていて、

ちょっと色気を感じてしまった。





廉「え、お風呂上がりなん、」




『うん。廉もじゃん』





廉「いや、お前はあかんッ」








『は?』




廉「俺以外にそんな姿、見せんなよ」




『いや、だから…えっ、?』







廉「俺以外んとこ、行くなよ」



『ッ、//』





だからね?


きみは、どれだけ勘違いさせるんですか?





ちょっとだけ、期待しちゃうじゃん






廉「あ、ごめん。変な事言うて。」




『や、大丈夫…』





廉「はぁ、疲れた…。眠い。」



『じゃあ寝たら?部屋戻りなよ』








そしたら、信じられない言葉がかえってきた






廉「一緒に寝よ」






『はっ!?』





いや嘘でしょ 。?




信じらんない。


頭大丈夫かな…





なんか、心配になってくるよ…!?








廉「ええやんか。昔は一緒に寝る事多かったやん」




『それは昔の話!もう高校生だよ!?』




廉「ええの。」





そう言って、いつの間にか、私のベッドに寝る廉





『はぁ…もぉ。』




廉「ほらはよぉ」





ベシベシとベッドを叩いて、私が寝る隙間はあるで。なんて。



そーゆー問題じゃないでしょ。





好きな人が隣に寝てるなんて、ヤバいって。




寝れないよ。


てか寝れる人はどんな神経してんだって感じよ。


いくら幼馴染でも、高校生になった今は、さすがに恥ずかしくてしょうがない。






廉「なぁ、はよ来いって」





グイッ と廉のもとへ引き寄せられる。





廉「寝ろ。隣で」





『…もう、わかったぁ……』







この日は完璧完全に、寝れなかったのは、言うまでもないだろう。

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