第11話

廉side
3,293
2019/03/17 10:14





昼休み。







水飲み場に行くだけだった。






だけどその途中、昨日のノートの子が話しかけてきて。





「話がある。」って。






なんやと思って、空き教室に入れば、





花蓮「昨日、ありがとう!
あの、ね…私、廉くんがすきですっ!!付き合ってください!」





告白された。








もちろん、迷ったけど。





告白されたことが、素直に嬉しくて。








そこまで好きじゃなかったけど、





これじゃあずっと付き合うことも出来ないし、断るのも悪いから、





「いいよ。」って答えたんだ。









そして、すぐに考えた。





あなたに報告したら、


羨ましがるかな。とか。







反応が楽しみで、すぐにかけよって、話したんだ。





「彼女できた!」そう言った途端、



明らかに目が変わった。








そしたら、涙をいっぱいにして。





今にも泣き崩れそうなほどで。




まばたきした瞬間、

涙がボロボロ出てきて。







クラスから出てった。








もう俺、




何がしたいのか、わかんねぇ。





なんか妙にむずむずして、


あいつが放っておけなくて。




それはなんの気持ちなんやって。





こんなに心配になって、






こんな気持ちになるんのは、なぜなんやろって。





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