第29話

言い合い。
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2019/03/30 00:34


紫耀「な、なが、永瀬…っ」







な、永瀬…?






なんで永瀬…?







それはどうでもよくてっ、…











紫耀と抱き合ってるとこ、見たって事…?








え、だって電話…









廉「なぁ、…なにしてるん、」




紫耀「慰めとったんやし」







廉「はぁ?…なぁ、あなたもなんとか言えや」





『っ、……』




廉「なんで泣いとんの…、?俺じゃあかんかったん?」



「俺のこと、もう頼れる存在やないん、?」







『それは…!ちがっ、くて…』









紫耀「お前には、花蓮ちゃんおるやん。」

「そんなんで、あなた頼れると思うか、?」






廉「あ、?」





紫耀「永瀬は彼女ができたんやで、?あなたの入る隙間がなくなるやん。幼馴染でも」








廉「なんでやねん…っ!俺は花蓮ちゃんよりあなたと仲良くしとるよ…?」










紫耀「なんやねん!お前は誰といたいねん!」



「ハッキリしないからあなたも辛い思いするねんで、?」







『しょぉ…っ、!』










そこまで言ったら、さすがの鈍感廉でも

気付く…







廉「は、?」






気付いてないと、いいけどさ…












紫耀「俺は、あなたとおりたい。」




「例え相談役でも、あなたのそばにおりたい。ほっとけないねん。」






『え、…?』









廉「いやや。俺にはあなたしかいないねん。」




「あなたがおらな!…支えてくれるやつが、おらん。」










紫耀「そうゆうのをハッキリしなあかんやろ!花蓮ちゃんは…?ほんまに永瀬は、なんなん」










廉「知らんもん…!!俺は、恋愛とかなんもわからへん。気持ちがわからへん。」




「逆に俺は、平野と仲良くしとるあなたが腹立つねん。」




「俺じゃ頼りないんかって不安になるわ。」










廉の本音を、初めて聞けたけど…











ほらね。






やっぱ私は脈ナシなんだ。








幼馴染として。なんでしょ?






そうでしょ、?




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