第10話

最低。
3,272
2019/03/13 10:26
『え…や、冗談よくないって!』






廉「ほんまやし。隣のクラスの、あのノート拾ってあげた花蓮ちゃんに告白されたんよ!」







うそ…。






『ッ…!…バカっ 、…ほんまに最低…ッ』






泣きたくなんか、ないのに。





ちゃんと向き合いたいのに。










今の気持ちじゃ、向き合えないらしい。






耐えきれなくなって、クラスを飛び出した






廉「えっ、…あなた…!!」










走る足は、なぜかと保健室に。






危うく先生はいなくて。










授業なんか受ける気にならないから、









最後の1時限を、サボることにした。




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