終業式の日。
私は、なにわ学園に転校するってことを伝える日である。友梨香には言ってないから泣くと思うなー。
(先生)えー、ここで転校する人を紹介させていただきます。こっちに来なさい。
(結衣)はい、
(先生)「えー、相原結衣は、なにわ学園に転校する事が決まった。皆の知ってる通り、相原結衣は、女優をやっている。女優の努力が認められたということだ。相原、お前から一言言いなさい。」
(結衣)「はい、えーこの度は、女優としての努力が認められたということでなにわ学園に推薦転校する事になりました。今まで仲良くしてくれた友達皆ありがとう!
そして、またいつか会いましょう❗」グス
(友梨香)結衣!元気でね!(大声
(結衣)友梨香もグス元気でね!(大声
こうして私は、なにわ学園に転校した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。