コッケコッコーー
朝4時
(結衣)ウーーン!はぁ、よく寝たー!
まだ、4時か、なにしよ
そうだ、将暉にぃーにメールしよ!
メール
(結衣)おはよー!
(将暉)おはよー!
(結衣)起きてたんだ
(将暉)ドラマ収録で朝早いから
(結衣)あーー、そうなんだ
(将暉)そうなんだよ
(結衣)今、現場にいるの??
(将暉)そうそう
(結衣)ごめんね!もうすぐ撮影でしょ
(将暉)そうだよ!始まるからまたあとでね!
(結衣)分かった!頑張ってね!
(将暉)ありがとう!
朝6時
コンコン
誰やろ??
(結衣)はーい
ガチャ
(マネージャー)おはよー!
(結衣)おはよーございます!
(マネージャー)しっかり、寝れた??
(結衣)あっ、はい!
(マネージャー)なら、良かった!
(結衣)何か用事でした??
(マネージャー)あっ、そうだそうだ
ドラマの主演決まったよ!
(結衣)ほんまですか??
(マネージャー)ほんまやで
(結衣)やったー!
(マネージャー)これ、台本ね!
(結衣)ありがとうございます!
(マネージャー)なにわ男子の西畑大吾君と主演だから頑張って!
(結衣)はい!頑張ります!
(マネージャー)じゃあね!
(結衣)はい!
なにわ男子??
あっ!そういえばこの間、うちにいたなー。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。