来ちゃったよ、渋谷駅。
嶺亜君、スーツで来たらどうしよう。
まじもんのデートだったらどうしよう。
デートの終わりに告白されたら、どう返せばいいんだろう。
どれも可能性が0じゃないから悩むんだよなぁ。
メイクバッチリ、多分カラコンもいれてる。
これは嶺亜君、気合い入れてきてる。
ただのサシだと思って普通通りに来た俺が、なんだか恥ずかしい。
真剣って...
まさかのお家デート?!
いや、そういう事じゃ無いですよ。
嶺亜君ってピュアなのかSなのかよくわかんないんだよな。
先輩が後輩の全てを知ってなんになるんだろ...
...まさか本当に同姓恋愛に発展させようとしてきている???
ちょっと思ってより長くなりそうなのでシリーズ化します!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!